山に暮らせば

2009.06.05 夜になって雨は上がった。明日は恐羅漢山に登る。天狗石山のオオヤマレンゲが蕾なので、恐羅漢山も咲いてはいないだろうが旧恐羅漢まで足を伸ばそう。
 
 午後から尾崎沼湿原に行く。雨の中で岩田和美さん夫妻が花の手入れの最中だった。カキツバタが終わり、睡蓮、ヒツジグサ、コウホネ、アサザが水の中で咲いている。田んぼの周りのオレンジ色のレンゲツツジが鮮やか。湿原はいつの間にか初夏の雰囲気になった。ぼつぼつ夜具も夏用で良いのかと思うが、ストーブがいると感じるほど冷える夜があるのでまだ、当分、冬用だ。

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オオヤマレンゲはまだ蕾だった。1つだけ白くふくらんだ蕾があったが、ほかの蕾は堅く咲くまでに10日くらいかかりそう。

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タニウツギが満開だった。例年、タニウツギが終わればオオヤマレンゲが咲く。

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ヒツジグサ。ピンクの睡蓮もたくさん咲いているが、白い花が好きだ。


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コウホネ。蕾の時には水中だが、咲くに従って花茎が伸びる。

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白い花はやはり雨に濡れると半透明のガラス細工のようになるのだ。

by konno_noboru | 2009-06-06 00:59 | Comments(3)

Commented by koike at 2009-06-06 14:25 x
今年も、もうすぐオオヤマレンゲが咲きますね、楽しみです。
満開のタニウツギ、愛らしいピンクですね。こんな色の干菓子があったような・・・。
鮮やかな黄色のコウホネ、蕾のときは水中で、咲くにつれて茎を伸ばして水面にだし、そしてて開花する。賢い花ですねぇ。
Commented by aga-a at 2009-06-09 14:02 x
久しくご無沙汰していました。
ハッとする花たちの姿に、誘われるようにコメントをしています。
オオヤマレンゲをみると、また季節が巡ってきたなとしみじみ思ってしまいます。特別な存在感がありますね。開花が楽しみです。
タニウツギのピンク、ヒツジグサの白、コウホネの黄色にカキツバタの透ける花びら。目に飛び込んでくるような力強さや控えめで儚げな感じ、様々な色で浮かび上がる花たちの表情が素敵ですね。
Commented by ocarina21 at 2009-06-11 22:59 x
オオヤマレンゲのふくらんだ蕾は、もうほころび始めたでしょうね。別名“天女の舞”にぴったりのお花、今年も見たい・撮りたいと思っていますが、かなわぬ時は、このブログで見せていただきたいと楽しみにしています。白いカキツバタ?の透き通るような柔らかそうなはなびら、素適ですね。華やかなタニウツキケやコウホネとともにある白は、さらに素晴らしく思えます。