山に暮らせば

2010.08.10  夏の夜話Ⅱ。神楽を見に行きませんか? と声を掛けられた。場所は浜田市金城町。気持ちが動いたのは芸北八幡の田尾組が舞う「十羅刹女(じゅうらせつにょ)」と聞いたとき。今まで一度も見たことがなかったので是非みたいと思った。あらすじを簡単にいえば須佐之男命の末娘十羅刹女(じゅうらせつにょ)が鬼女を退治するという話だ。
 会場には親しい写真の仲間が一人すでに来ていた。彼も神楽を舞うのだ。石見神楽の特徴を教えてもらった後、夜店で焼き鳥とビールだ。
 真夏の夜の舞いである。熱演と会場の熱気と熱帯夜。演目は「大江山」、「道がえし」「大蛇」など6つ。Tシャツ一枚で汗を流しながらの撮影。舞う人の神楽衣装は厚くて重い。若くなくては出来ないなとつくづく思う。十四日には芸北オークガーデンで芸北神楽共演大会が開かれる。お盆の神楽である。熱いので舞う人は大変だよなと思いながら、楽しみに待っている。
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十羅刹女から

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十羅刹女から

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大江山から

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大蛇から

by konno_noboru | 2010-08-11 00:17 | Comments(2)

Commented by ocarina21 at 2010-08-11 22:39 x
「真夏の神楽」と聞くだけで、暑そう~♪と思いますが、会場に行くと、熱演に、暑さを忘れて魅せられそうですね。幼い子供たちも真剣に見入っていて、感心します。先生には、一日中 写真塾で指導されてお疲れでしょうに、夜は神楽をこんなにすっきりと美しく力強く撮影されていて、感嘆しています。でも、残暑厳しき折、ご自愛のうえ、ご活躍くださいますように
Commented by 初ちゃん at 2010-08-13 14:40 x
私は広島生まれでは無いのですが結婚して一時期住んだ時に神楽を知りました。が、「十羅刹女」と言うのは聞いた事がありません。
写真は鬼女のほうでしょうか。十羅刹女と言う激しそうな名前にはちょっと興味をそそられますね。神楽は冬のものだと思っていましたが今は年がら年中どこかで演じられていますね。あの太鼓のリズムは非常に気持ちよくお酒がおいしかった事でしょう。