山に暮らせば
2011.10.05 夕方、市内から芸北に戻った。午後10時、気温10℃で雨。ストーブを焚く。これからは市内より厚着になるので服装を見て知っている人には「芸北仕様ですね」と言われるが、知らない人が見れば「寒がりな人」に見えるだろう。
写真を撮ることを考えたら、これからがベストシーズン。「冬こそ芸北は美しい!」という季節になる。
10月1日に温泉津町西田のヨズクハデを見に行った。ヨズクハデは長さ6mの丸太を四角錐に組んだ稲架(ハデ)のことで、稲を架け完成したときにふくろう(ヨズク)に似ていることから名付けられたと聞く。
1日に稲刈りがあり、ハデにかけるという情報をもらって期待して行ったが、雨が降るといけないので急きょ、2日前に済ませてしまったという。
完成したヨズクハデには刈り取られて間もない緑色が残る稲がかけられていた。6つのハデに掛けられた稲は20日ほど天日干しにされる。ここより先に刈り取られた田圃にもヨズクハデがあるので見に行く。稲架に架け20日経過したというハデの稲はずいぶんやせ細って見える。しっかり乾燥しているのだ。ちょうど稲こぎに来られた農家の人にお許しを願って、仕事ぶりを撮影させてもらった。横に長く伸びた横型の稲架と違って縦型である。
by konno_noboru | 2011-10-05 23:09 | Comments(2)
お疲れなのに撮影行、なかなかの体力ですね。ヨズクハデの最初の写真、ソバとのコラボはとてもしゃれています。実物を見たいものです。