山に暮らせば
2014/01/29 umiko0さん ありがとうございました。ブログも見させていただきました。冬こそ芸北は美しいのです。たびたびお越しください。今度は一緒に歩きましょう。井上さんが同行できればさらに良いのですがねえ。
井上さん しっかり充電して、みんなで歩きましょう。
25日 流川・中国新聞文化センター中国ビル教室の講座。遠出して撮影地は芸北・八幡界隈。曇り空ですっきりしない。雪上で少し遊んで益田市の水仙公園へ。水仙公園は1週間前にも来ているので2回目。海は穏やか。スイセンはきれいに咲きそろってきた。
26日 完全休養日
27日(月曜会例会) 雲一つない雪晴れ。まばゆいばかりの太陽と雪の反射。スノーシューをつけて山麓庵そばから千町原が一望できる小高い丘を目指す。汗ばむほど暖かい。山を下り尾崎沼湿原を歩く。獣たちの足跡が無数に続く。雪のない時期に人が周遊するルートを獣たちはなぞるように歩いている。冬場は野生の鋭い感覚を信じスノーシューで獣道に沿って進む。
目的は水中の紅い蓮の葉。春先、氷の張った水中で芽吹きを迎えた蓮の葉が紅く見える。蓮が春を感じているかどうかの確認である。残念ながらまだ当分春は来そうにない。
28日(火曜会例会)スノーシューをつけて霧ヶ谷湿原へ。ここ4年ほど霧ヶ谷で撮影したことがない。以前、定点木として撮影していたコブシが伐られてしまったからだ。まだ牧場の畜舎があったころから見ていた風景である。故桑原良敏先生がタムシバとコブシの分布を一本ずつ調べ、コブシは緑色、タムシバは赤色の印を地図に貼り付けたものを見せていただいたこともあった。また、芸北役場には県美展で特選になったあのコブシの大きな絵が庁舎の壁に掛けてあった。
何となくすべてを消しゴムで消されたような寂しさがあり、以来霧ヶ谷界隈を撮影する気になれないのだ。昔を思い出しながら一カットだけ撮った。そしてみんなに声をかけた。「益田市のスイセンを撮りに行くぞ! 昼食は益田の民宿”とみ”だと。
29日朝、気温-3℃。川沿いの木に少しだけ霧氷が付いている。「明日、八幡は冷え込んできれいな霧氷が見られるだろうか」と電話があった。夜中の12時までは起きているのでそれまでなら情報は伝えると昼間に伝えていた。電話があったのは10時ころだった。気温は1℃。川沿いには薄くもやが立ちこめていた。それでも期待は薄いと応えた。朝の芸北八幡が撮りたい人は年に3~4回ある-15℃を期待しているのだ。どれだけの条件が重なればダイヤモンドダストが現れるか予測は付かない。逃げの手は一手。「まあ、早起きして来てみんさい」。
by konno_noboru | 2014-01-29 12:55 | Comments(3)
芸北での楽しい時間の最後に、お忙しい先生にお会いでき幸運でした。
ここで冬の芸北のよさ、美しさを知り足を運ぶようになりましたが
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
田中さんからもよろしくと伝言を頼まれております
こちらこそありがとうございました。