山に暮らせば
2014/10/17 きのう久し振りに苅尾(臥龍山)を歩いた。菅原林道は台風19号の強風に揉まれて落ちた小枝や葉が散乱していた。雪霊水まで上がり、ウインドブレーカーを着て山頂へは真っ直ぐに進まず大回りする形で掛頭山方向の道に入る。ブナ林はほんのわずか色づいただけ。苅尾(臥龍山)には真っ赤に燃えるような木は少ない。黄色になり赤褐色に包まれるのはもっと先。枯死したブナが倒れ道をふさぐ。樹冠に覆われていたはずの道も次第に空がおおきくなる。ブナが世代交代するのに何年かかるのだろうか。
よそ見をして歩くので時々バランスを崩す。いつもより登山道が草に覆われている。天気が悪かったので登山者があまり歩かなかったのだろう。風が強く吹くとゴーっと山鳴りのようになり、舞い散る枯れ葉は南に真横に流れていく。
雪霊水まで下りた。テレビのクルーがいた。また事件を思い出す。情報提供を呼びかける看板が今もある。看板が無くなる日が早く来ることを祈る。
by konno_noboru | 2014-10-17 15:59 | Comments(1)