山に暮らせば
2007.07.25 芸北・八幡は先週まで天候不順が続きました。広島市内から来られる方が「市内は晴れていたのに、こちらは雨!」と驚かれる日がありました。撮影にも出かけましたが、目指す花が蕾だったり、すでに咲き終えていたりと、良い場面に遭遇することもありませんでした。
良いこともありました。ウバユリの蕾がとてもきれいなのだということに気づきました。キツネノカミソリも咲きはじめたし、次第に秋の花も目立ってくるでしょう。
21日には夕方から神楽競演大会に行き、午後11時過ぎまで夢中で撮影しました。旧舞いと新舞いがありましたが、「紅葉狩り」が結構派手で、素敵でした。鬼囃子というのでしょうか独特の太鼓のリズムに心も身体も揺すられる気分は最高です。太鼓のリズムに合わせて、子供たちが身体を揺すっていました。伝統芸能・民俗芸能はこういった形で受け継がれていくのだと子供たちを見ました。素敵な文化が身体にしみこんでいくのだなとうらやましく思いました。
私は楽器の出来る人と神楽が舞える人は無条件で尊敬しますから、芸北には尊敬する人がいっぱいです。
1年前の古いブログのページは削除しています。キレンゲショウマはその中の1コマでした。昨年のことは思い出してもむしゃくしゃして、いい気分ではありません。ただ、いい気分でないから削除したのではなく、このブログは30MBという総量規制というのか、制限があります。オーバーさせないための措置ですし、自分自身の1年前の写真を見るのはあまり好きではないのです。もっと良い撮影方法があったのではないかと思い、恥ずかしくなることがあるからです。自分が目指している写真になかなか到達できません。良いのが撮れたと思ってもやはり2番手か3番手です。1番手は永遠に追い求める写真だと思います、
by konno_noboru | 2007-07-26 04:19 | Comments(9)
優しい緑がたまりませんね。キツネノカミソリが咲くのは、まだまだと
思っていましたが、もう咲いているんですね。緑の中でこの色はよく映えてかわいいですよね。
大切な伝統芸能が、次の世代に受け継がれていく、嬉しいことですね。
天蓋と聞いて、天涯の花(=キレンゲショウマ)の小説を思い起こさずには
いられませんでした。
あのような写真家のありかたもいいものだな、と思ったのは私だけで
しょうかねえ・・・。
でも以前、出雲の山奥で美しい女性に会った時は本当に驚きました。
もしかしたらその女性は大蛇(おろち)に変化していたかもしれません。
実際に遭遇すると、丁度神楽のストーリーにあまりにも似ていたので
恐怖すらおぼえました。
神楽を楽しんでいる子供たちの様子が見えるようで、素適だなあと思いました。
あの写真が大好きでした。何度開いて見たでしょうか。何度ため息をついたことでしょうか。
そうですか、削除なさったのですか。残念です。
でも、また、今年も咲きますよね? 飛んで来ますよね?
アサギマダラは貴重な一頭でしたが出会えた事でホッとしました。今年の飛来状況を関東のネット友が聞いてくるのですが自然の事ですからこんな年もあるのかなあと思っています。温暖化の影響でなければいいがと思います。