山に暮らせば

2008.11.16 センリさん、本当にお久しぶりです。「さあ!元気を頂いたので少し頑張ってみましょうか!」の行は嬉しい言葉。

 鈴なりのリンゴ。人工雪でまもなく始まるスキーシーズン。目に見えるのは芸北の晩秋ですが、今年は秋が止まったままです。例年なら冬用タイヤに交換しているのに、今年は12月になるまで交換不要かも。風も吹かず、木の葉は風に流されることもなく真下に散ります。天気予報は冷えると言っていますが、どうでしょう。

 益田市鎌手の沖合いの島が高島で、そこにそれぞれ思い出を持った方がおられたり、画家・田中一村が好きな方がおられたりすると、「予期せぬ喜び」を感じます。
 田中一村が描いたアカショウビンの絵を思い出して最近ちょっと気になることがあります。 NHKテレビ土曜日のドラマ「ジャッジ」という沖縄の小さな島の裁判官の話と大河ドラマ「篤姫」です。どちらの番組もアカショウビンの鳴き声が再三バックに流れます。「篤姫」では薩摩の小松帯刀の家庭での場面。何度か「ヒョロロロロ」という独特の鳴き声を聞きました。「ジャッジ」でもやはり家庭の場面で聞こえます。南国を音で表せばアカショウビンの鳴き声? 

 写真に音は出せない。せめて音を感じてもらえるにはどうしたらいいか。
  撮影現場でいろいろ考え、手には負えないと思うことも。そのときの逃げ口上はただ1つ。
「たった1人でもいい私の写真を理解してくれる人がいれば、それで満足」。


山に暮らせば_e0091879_123226.jpg
色づいたリンゴ。1本の木で約1000個の実がなる。収穫は最終段階。

山に暮らせば_e0091879_134067.jpg
千町原に出現した茅ぼうとう。来春のかやぶき屋根の葺き替え用。このまま冬を越す。

山に暮らせば_e0091879_15273.jpg
大佐山スキー場。人工雪の山ができた。平らにしてゲレンデにする。

山に暮らせば_e0091879_162763.jpg
西教寺のイチョウ。少しの風でも黄色い葉がハラハラと落ちる

by konno_noboru | 2008-11-17 01:21 | Comments(3)

Commented by 初ちゃん at 2008-11-17 11:43 x
北広島の秋、満喫されている様子が感じられます。西教寺のイチョウも例年のようにびっしりと敷き詰められて秋の終わりが見えます。大佐山の人工雪、見ると少し残念な気が。たっぷりの雪の中を滑っていたあの頃にはもう戻らないですね。アカショウビン、「篤姫」の中で鳴いていたのですか?残念!気付きませんでした。昨年、岡山県奈義町の美術館の帰り、山(奈義山?)に向けてドライブし、夫が滝を見に下り、私は山に向って歩いている時に鳴き声を聞きました。いつもネットで聞いていたので大感激でした。TVでは気付かない・・・一本負けました。
Commented by ocarina21 at 2008-11-17 18:36 x
リンゴの赤い実が、とても愛らしく美しいですね。11月始めに買った芸北のリンゴは、シャリシャリと歯ごたえあり、甘酸っぱい味が素晴らしく、これが本当のリンゴ~♪と感激したものです。同じリンゴかな?と思いつつ・・・食いしん坊でごめんなさい。茅ぼうとう・人工雪・イチョウの落葉・・・冬が近くなりましたね。嬉しいような、寂しいような、妙な感じです。
 「篤姫」の中のアカショウビンの声に気付かず、テレビが古いせい?等と思っていました。私も「一本負けました~♪」
Commented by koike at 2008-11-17 21:05 x
わぁ~沢山のりんご!可愛いですね。リンゴが木になってる風景って、なぜか幸せな気持ちになります。
「茅ぼうとう」って言うんですか、来年の屋根用にこのまま冬を越す。ここでも人々の昔からの知恵が受け継がれているんですね。
西教寺のイチョウ、見事ですね!どっしりと大らかで、何事にも左右されない強さ、そして包み込むような優しさ、見れば見る程魅力的な木です。
地面を黄色に染めているイチョウの葉、綺麗ですね~!少し見えている青い空もいいな~ 見とれてしまいますよ。
毎週楽しみに見ている「篤姫」 これからはもっと注意して見なくては...。