山に暮らせば
2009.01.27
午前零時、川小田の気温は氷点下8度になった。芸北・八幡はさらに低いはず。星がゆらゆら揺れながら光っている。放射冷却だ。全面凍結している聖湖をブログにアップする予定だったが中止。寝ることにした。
2009.01.28
午前6時起床。八幡へ。裸木はほとんど霧氷に覆われている。道路に設置してある温度計の表示は氷点下15度。無風。快晴。ダイヤモンドダストが見られる条件は満たしている。肌を刺す寒さといった感じはない。車にある温度計は-17℃を記録。
見慣れた車が来る。「おはよう!」。また1台やって来た。「おはよう!」。お
互いに「さすがですね」と交わす言葉はそれだけ。
すべてが雪に覆われているのでどこが道がわからないが、地元の2人は撮
影ポイントに躊躇なく歩いて行く。
午前7時49分、掛頭山と臥龍山の鞍部あたりから太陽が昇る。ダイヤモンド
ダストが見える。少し光り方が弱い。場所を移動するが。行き着く先は例年と
同じ場所。
撮影終了は午前9時10分。
by konno_noboru | 2009-01-28 15:55 | Comments(5)
私も10年間の内でホンの数度しか見たことが無いのですが写真を見ているとキラキラ光り輝く様子が目に浮かびます。キーンと冷えた空気、太陽光欠かすことの無い条件ですが、もう身体が覚えてるんですね。貴重な写真有難うございました。
自然が織り成す芸術作品、ほんとに素晴らしい写真に見とれてしまいます。今すごく感動してます!
日照とともに刻々変わってゆくありさまだと思うと、冷たい空気以上にピリリとした緊張感が伝わってきます。
霧氷やダイヤモンドダスト、アスファルトにできた結晶も、束の間輝いて消えてゆくはかなさながら、ものすごいほどの存在感。例年と同じ場所で、また見たいと思う大きな感動であることもうなずけます。