<   2007年 09月 ( 2 )   > この月の画像一覧

山に暮らせば

2007.09.29   まるで夏休みの宿題の絵日記のように日にちを遡り、思い出しながら記していく。子供のころと違うのはメモと撮影データがあることか。

 時計を見ると午前5時40分。久しぶりに早く目覚めた。夏布団のままだったのと、夜でも半袖のシャツで過ごせるほどの残暑が続いていたため、少しの冷え込みにもひどく冷え込んだように感じた。昨日の朝、気温は22度もあった。今朝は13度。10度近い温度差に身体が反応したらしい。せっかく目覚めたなら、山に行こう。冷え込みで雲海が出ているかも知れない。カーテンを開ければ薄ぼんやりした中から雨音が聞こえてくる。山行きは断念し、また眠ることにした。
 お昼になっても長袖なのに何となく肌寒さを感じる。例年ならストーブやコタツを準備している時期だが、ことしはまだ灯油の準備もしていない。これから冬の準備である。
 何となく気持ちに勢いがない。そんなときには不思議に雨の臥龍山を目指す。霧の中に吸い込まれていきそうな雰囲気がたまらなく良い。暮れなずむ時間ならさらに良い。

e0091879_22124467.jpg
小雨の臥竜山。霧が流れて巨樹が見え隠れする。一口に幻想的と言えばいいのか。時に引き込まれそうになったり、走って逃げたい気分になったりする。山が生きていると感じる瞬間がある。


2007.09.27   休耕田でコスモスが咲く。さだまさしの歌う秋桜の雰囲気とは違う。何気ない日溜まりではなく、広い田んぼ2枚に咲く。風に軟らかく揺れる。秋桜を撮影するのは難しいと以前から思っていた。新聞社のカメラマンだったころ「ふるさと彩時記」という写真企画を連載したが、秋桜がうまく撮れなかった。今、目の前に薄紅色、濃紅色、白色の花が広がる。きょうは朝から何度も足を運んだ。午後4時、太陽は西に傾き始めた。光線は魔術師である。斜光線、逆光線……が好きなのでイメージに近い光線になる。うまく撮れるかどうかは別。
花なら蕾か咲き始めた時期に載せなければ情報としての価値もない。情報は新鮮なほど良い。なるべく新鮮な情報を発信したいが、少し遅れることがある。そんなとき撮影した写真はボツだ。
ウメバチソウ、センブリが咲き始め。ムラサキセンブリは蕾も堅い。今年はススキがとてもきれいだ。日没前、掛頭山に登る。太陽がススキの後方に沈んでいく。毎年撮影するアングルなのだが、この時期いつもこんな状態で見えるとは限らない。やはり一期一会。
千町原、雲月山、深入山、掛頭山などのススキは10月の1週目が撮影にはちょうど良いかなと予想している。

e0091879_22161069.jpg
わが家の近くの休耕田。八幡の空は広いので、青空をバックにするのも良い。
e0091879_22172993.jpg
掛頭山山頂近く。帯のようになって続くススキ。天気がいい日のわずかな時間だけこういった現象が起きる。
e0091879_22183670.jpg
雲月山。今年もススキがきれいだ。やはり夕方が良い。


2007.09.26   明日が中秋の名月。掛頭山後方に鈍く光る銀のお盆のような月が見えた。市内に出た帰り道。撮影機材は車に積んでいる。いつも夜景を撮る大歳神社裏の十字路へ直行する。ところが月の位置が予想より違った。八幡小学校方向に移動し、午後7時、またお気に入りの場所に戻る。正面に掛頭山、右手に大歳神社、さらに右後方に臥龍山が横たわる。
 月は掛頭山の上にある。三脚をセットする。風が生暖かい。9月終わりにこの暖かさは異常だ。例年ならもっと冷えるはず。霧が流れてくる。臥龍山山頂だけが雲の上になった。静かな夜だ。
e0091879_2219442.jpg


2007.09.22  乙九日 炎の祭典 北広島町 亀山神社
間もなく秋祭り。各神社では神楽が奉納される。1週間前には亀山神社で「乙九日 炎の祭典」が行われた。神社境内では加計高校芸北分校の生徒さんが素晴らしい神楽を見せてくれた。松明行列、大松明引き回し、花火など秋の夜を炎で彩る華麗な祭りもあった。
 夜は写真塾の人たちと少しだけ飲んだ。

e0091879_22215925.jpg

by konno_noboru | 2007-09-29 22:22 | Comments(8)

山に暮らせば

2007.09.11 今朝の気温は9度。Tシャツではとても寒い。少しずつ冷えるな、といった感じはあったが、さすがに10度を切ると冷え方が違う。午前9時過ぎで11度だった。久しぶりに臥龍山山麓を歩く。マツムシソウが結構咲いていた。真っ青な空とマツムシソウを見ると「秋本番」と感じる。
 そういえばマツムシソウの名前の件、ずーっと気になっていた。小生も「マツムシソウはマツムシの鳴くころ咲くからマツムシソウと言われる」と読んだ記憶があったので、本棚を探した。「日本植物記」(本田正次著 東京書籍 1981年刊)にマツムシソウが鳴くころ…とあった。26年も前の本だから、松虫鉦のことには触れてない。 山渓の本には載っていたけど、記憶になかった。さくら ふみさんに感謝!  それと「空を見上げて」を読み直しました。双子の孫が12日(きょう)、2歳の誕生日を迎えます。孫と恭平君のことが重なり、じーんと来ました。
 
 ブログの更新が出来なかったのは、怠け癖もあるのですが、パソコンのモニターが壊れ、色の調子がわからなくて立ち往生してました。2台を使っているのですが、新しいモニターでは暗く出てしまうので気になります。

 深入山、掛頭山、臥龍山、大佐山、雲月山、大麻山(三隅町)や都川の棚田、井仁の棚田など近場の山ばかり歩いています。遠くへ行きたい、と思うのですが、思うようにいきません。仕方がないからさらに近場を徘徊します。いい発見があることを願いながら歩きます。花も秋の花になりました。

e0091879_124794.jpg
マツムシソウ
e0091879_14924.jpg
ツルニンジン
e0091879_151843.jpg
ツルリンドウ
e0091879_163762.jpg
ミゾソバ
e0091879_172437.jpg
サラシナショウマ
e0091879_181972.jpg
アケボノソウ
e0091879_191773.jpg
キツリフネ
e0091879_1101736.jpg
トリカブト

by konno_noboru | 2007-09-12 01:45 | Comments(6)