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山に暮らせば

2008.11.28  今朝六時ごろだったか、雷鳴に驚いて目が覚めた。「雪起こし」だ。雨が降っている。いつ雪に変わるか。今、暮らしているのが旧芸北町役場近くの北広島町川小田85は雪の気配はないが、八幡は雪かもしれない。ゆっくりコーヒーを飲み、小雨になってから出かける。川小田 雨、気温6℃、雄鹿原も雨。八幡洞門に近づくにつれて小雪混じりのみぞれ。気温は2℃。トンネルを抜けると雪国だろうか。八幡に入り道路に設置された温度計は1℃。雪が舞っている。しかし、すぐに小雨に変わる。氷雨といった雰囲気ではない。
 雲に隠れた臥龍山に車を走らせる。通称・大曲(おおまがり)あたりから道路の積雪が次第に多くなる。先行車があるらしい。わだちの跡がある。少し道幅の広い所で先行車はUターンしている。積雪は3㌢程度だが、ガスがかかって前がよく見えない。慣れた道だがゆっくり走る。雪霊水のある8合目は積雪4~5㌢。気温-1°粉雪が舞う。雪霊水を一口飲み下山。
 午後5時過ぎ、再び八幡方面へ。気温3℃。雨。19日に降った雪も消えている。雪の気配なし。
写真も次第に色のないモノトーンの世界になる。

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臥竜山八合目の駐車場。ガスが出て見通しも悪かった。こんな日はさすがに雪霊水を汲みに来る人もなかった。
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雪霊水のある場所から下の林を見たところ。ここは雰囲気が良い。
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臥竜山にあがる菅原林道そばにある名物のブナの巨木。姿もよく、1年を通して撮る素材。

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たまたま通りかかった家では冬の準備が出来ていた。屋根から落ちた雪が家の方に流れ込まないように囲ったもので、さすがに豪雪地域だと思わせる。

by konno_noboru | 2008-11-28 21:59 | Comments(6)

山に暮らせば

2008.11.26 19日の雪の後、厳しい芸北の冬を覚悟したが、11月が穏やかに推移している。ストーブなしでは寒いので燃やすが、真冬とは違ってすぐに室温が上がる。スイッチはon,offを行き来する。
 名残の紅葉と雪を求めて、恐羅漢山周辺など歩いたが、北風が吹かない。滝を撮ったり、小型の鷹の飛翔を撮ったりして過ごす。やはり季節の変わり目を捕らえるのは難しい。

 今年は夜景を撮っている。たまたま中国新聞の講座を夜に開いているので平和公園、広島城などで撮影実習をしている。久しぶりにネオン街も歩いた。来月は平和大通りのドリミネーションが主題。はっとするようなこともあるので、夜の撮影は以外に楽しく、はまるかもしれない。


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恐羅漢山近く横川(よこごう)の魚切滝。

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三段峡・出合滝。雨の後だけあって水量豊富。

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益田市美都町の双川峡・養戸の滝。そばに大きなイチョウがあるので落ち葉で滝周辺は黄色に染まる

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夜の広島城。中学生のころ、城が見えるところに住んでいたので懐かしかった。

by konno_noboru | 2008-11-26 23:44 | Comments(6)

山に暮らせば

2008.11.18 「雪が降っていますよ」-。芸北観光協会の杉本さんから連絡をもらった。急いで八幡へ。
気温零度。初雪だ。臥龍山山麓は午前中ガスがかかったようでどんよりしていた。風は確かに日本海から吹き上げてくる北西の風だ。昨日まで秋が立ち止まっていると思ったのに、横殴りの雪が降る。真冬の息が出来ないほど強烈に吹く感じではないが、冬のプロローグには違いない。大雪で一気に冬になることもあれば少しずつ厳しさを増す冬もある。
ガスに覆われていた臥龍山が午後になって姿を見せた。期待通りの初冠雪だ。まだ紅葉が残っている8合目から上、ちょうどブナの樹冠が雪を被った形になる。ただ、鉛色の空では雪がきれいに見えない。雲の切れるのを待つ。
  見慣れていても臥龍山の冠雪の姿は見とれてしまう。不思議なものでやはり最初に一番気に入っている場所に行き、撮ると安堵する。「これから冬が始まるぞ!」。
  やっと青空がのぞいたのに市内に出なくてはならない時間が迫ってくる。仕方ない。
冬タイヤにしようかなと思っていた矢先だった。明日はタイヤ交換だ。天気予報も当たった。

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まだ紅葉の残る臥龍山。初冠雪はカラマツが黄色に染まる時と重なった。秋と冬がせめぎ合う

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臥龍山登山口から。速い雲の流れは一瞬の晴れ間を与えてくれた。日の光で雪の白さも際だつ

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雪の中で燃え尽きる紅葉。しずくは凍り付いていた

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市内に出る途中、安芸太田町の梶木方向から西北の山。とても鮮やかな紅葉だった

by konno_noboru | 2008-11-19 01:40 | Comments(6)

山に暮らせば

2008.11.16 センリさん、本当にお久しぶりです。「さあ!元気を頂いたので少し頑張ってみましょうか!」の行は嬉しい言葉。

 鈴なりのリンゴ。人工雪でまもなく始まるスキーシーズン。目に見えるのは芸北の晩秋ですが、今年は秋が止まったままです。例年なら冬用タイヤに交換しているのに、今年は12月になるまで交換不要かも。風も吹かず、木の葉は風に流されることもなく真下に散ります。天気予報は冷えると言っていますが、どうでしょう。

 益田市鎌手の沖合いの島が高島で、そこにそれぞれ思い出を持った方がおられたり、画家・田中一村が好きな方がおられたりすると、「予期せぬ喜び」を感じます。
 田中一村が描いたアカショウビンの絵を思い出して最近ちょっと気になることがあります。 NHKテレビ土曜日のドラマ「ジャッジ」という沖縄の小さな島の裁判官の話と大河ドラマ「篤姫」です。どちらの番組もアカショウビンの鳴き声が再三バックに流れます。「篤姫」では薩摩の小松帯刀の家庭での場面。何度か「ヒョロロロロ」という独特の鳴き声を聞きました。「ジャッジ」でもやはり家庭の場面で聞こえます。南国を音で表せばアカショウビンの鳴き声? 

 写真に音は出せない。せめて音を感じてもらえるにはどうしたらいいか。
  撮影現場でいろいろ考え、手には負えないと思うことも。そのときの逃げ口上はただ1つ。
「たった1人でもいい私の写真を理解してくれる人がいれば、それで満足」。


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色づいたリンゴ。1本の木で約1000個の実がなる。収穫は最終段階。

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千町原に出現した茅ぼうとう。来春のかやぶき屋根の葺き替え用。このまま冬を越す。

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大佐山スキー場。人工雪の山ができた。平らにしてゲレンデにする。

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西教寺のイチョウ。少しの風でも黄色い葉がハラハラと落ちる

by konno_noboru | 2008-11-17 01:21 | Comments(3)

山に暮らせば

2008.11.10   芸北に住んで6年、今年ほど見事な紅葉はなかった。台風が来なかったことや早霜もなく、葉にダメージを与えることがなかったことが要因だろうと、中国新聞写真クラブの撮影会で話した。ちょうど1週間前のことだ。紅葉はあのときがピークだろうと思ったが、きょうの臥龍山一帯はピークを維持したままのようなとてもきれいな紅葉が続いていた。今週いっぱい楽しめそうだ。
 今月に入って、臥龍山はかなり撮ったので、尾崎沼やその周辺の落葉松を狙ってみた。一時期、落葉松の植樹が流行したので植えたと言われる木が八幡には点在し、20~30年経って、小さな林を作るほどになっている。きれいな形の木々は少しずつ色づき、まもなく黄金色に輝く。

 きのう、買い出しに益田市に行った。途中、美都町の妙蓮寺と向かいにある新宮神社、双川峡(そうせんきょう)にある3本のイチョウを見た。黄色くなった葉を花の咲き具合にたとえれば①妙蓮寺 満開②新宮神社 5分咲き③双川峡 8分咲きといったところ。
 JR山陰線 鎌手駅近くの水仙が咲く唐音海岸はいま石蕗(つわぶき)が咲きそろっている。水仙が有名だが、石蕗も結構良い。昨年11月訪れたがすでに花は時期を過ぎていたので撮れなかった。2年目の挑戦。買い出しの帰りに寄ったので時間的には無理かなと思ったが、空は日本海特有の冬空になったし、花の状態がすばらしかったので、海鳴りを聞きながら、暗くなるまで眺めていた。

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落葉松が小さな林を作る。午前中は西から東向きで、午後は3時過ぎて陽が西に傾く時間帯に撮る。

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双川峡。
銀杏の葉が滝周辺を黄色に染めるのも間もなく

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1月ころからスイセンの花が楽しめる海岸線。いま、ツワブキが強い風の中で凛と咲く

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日本海特有の冬の空が好きだ。大風が吹き、波しぶきがかかるような日が好きなのだが、地元の人に「昨日までは良い天気じゃった。悪い日に来たな」と言われると、つい、「そうですね」と言う。

by konno_noboru | 2008-11-10 23:58 | Comments(5)

山に暮らせば

2008.11.07 雨。眠りたいだけ眠った。午前10時来客。遅い朝食を取る。朝食はいつもコーヒーとパン。朝食後、芸北観光協会のホームページを見る。鎧滝がアップされていたので滝へ行く。同じ写真は撮りたくないとつまらぬ意地を張りながら撮る。しかし、杉本女史、頑張るなあ。
 午後から広島へ。ルートはいくつかある。大谷(旧芸北町)から旧大朝町筏津(現北広島町)、九門明(くもんみょう)を通って新庄へ出る。
 このコースは九門明の六本のポプラ、西教寺のイチョウ、ほとけばら遊園と千代田・古保利薬師の紅葉が楽しみ。時折雨が降ったりしたが、どこも楽しめた。

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鎧滝下流の鎧滝橋から。川は大佐川。

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6本のポプラ。3本ずつに分かれる。西教寺そばから見ると1本ずつはちょうど絵筆の先に黄色い絵の具を含ませたように見える

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西教寺のポプラ。まだ緑色の葉もあるし、落葉もあまりない

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ほとけばら遊園。とにかく色の見事さに驚く。

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モミジも少し盛りを過ぎたものもある。雨に濡れた落ち葉も良いものだ

by konno_noboru | 2008-11-07 22:20 | Comments(4)

山に暮らせば

2008.11.01 きょうも臥竜山へ写真塾の人たちと登る。昨日より天気がよく、紅葉はとてもきれいだった。アップする予定はなかったが、とても良い木が見つかったので3日連続のアップにした。
 昨日まであまり目立たなかったカエデ。高さは15mは超えるかなあ。真っ直ぐに伸びた幹のてっぺんに赤く染まった葉が着いている。ブナと高さを競って大きくなったとしか思えない樹形で3本が並ぶ。藪の中を右往左往しながら撮る。きれいな木を見ると嬉しい。明日も山に入ってみようという気にさせられる。

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背高のっぽのカエデ。遠くからでも目につく華やかさだった。

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きのうは透明感がなかった森。天気がよければ同じ森もこんなにも美しく変化するのかと思わせる。

by konno_noboru | 2008-11-02 00:29 | Comments(3)

山に暮らせば

2008.10.31  臥龍山の中腹から車を捨て聖湖側から登ってくる登山道に入る。山頂まで1時間程度の距離だからちょうど良い。紅葉が思ったより進んだので、尾根筋の登山道より少し西に寄った藪の中をジグザグに歩く。形の良いブナや大きなブナがあれば根元まで近づく。上を見て下を見て、時折、枝で顔をはじかれながら山頂方向へ。倒れたブナがあったところだけぽっかり空が開いて広い。平成3年の台風19号で臥龍山のブナはダメージを受けた。当時、新聞に大小180本のブナが倒れたと書いた記憶がある。今、尾根の東側で立ち枯れも目立つが、精いっぱい山を彩るブナもたくさんある。今秋も楽しませてくれたブナを記録する。
 歩いていても嬉しくなるほどきれいなのだ。真っ赤なカエデ、黄色のブナ。天気があまりよくないので、鮮やかさが足りない気はするが見事だ。曇り空で太陽光がないので艶やかさは半分以下かも。きょうが紅葉のピークだと思いながら撮る。山頂にたどり着き、8合目で雪霊水を飲んで今度は林道を車まで歩く。家に帰り写真を見て「こんなはずでは-」といつも通り落胆。
 きょうは携帯も時計も持たずに家を出た。デジタルカメラには撮影時間が記録されている。15時12分に山で最初のカットを撮り、最終カットは17時13分。2時間の山行。登り1時間30分、下り30分。
 夜になって雨。確認のため深夜戸外へ。雨止み、フクロウの鳴き声。この近くにフクロウがいる。楽しみ一つ増し。
(写真はすべて臥竜山)

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by konno_noboru | 2008-11-01 01:41 | Comments(3)