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山に暮らせば

2009.04.30  5月2日から10日まで、北広島町有田のショッピングセンター サンクス2Fにあるギャラリー森(しん)で写真展を開きます。 連休中ですが、見ていただければ嬉しいです。
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2009.04.29   写真展の準備がすべて終わり、30日が搬入になった。気分も展覧会モードだったので、切り替える。それには遠出が一番。サンカヨウが気になったので車を走らせた。途中、見ておきたいものが何件かあるので急ぎ足で回る。出発時間が例によって遅いので、山頂までは上がらず、花がある場所で開花状況を確認。道路端に座り、買ってきた弁当を食べる。天気も良いし、新緑も最高。

 帰り道でたくさんイチリンソウが咲いていた。車がすぐ側を走るところなのだが、白い花が20本くらいずつある。イチリンソウが今咲いているのは他の所で見たのに比べたら10日以上遅い。
 赤名の湿地にも立ち寄る。時間は午後5時。池を一周して終了。ミツガシワ、リュウキンカを見た。

  温泉に入って、食事をして帰る。気分的には贅沢な1日。


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サンカヨウ。かわいい良い花だなと思う。多くの人が訪れ、楽しませてくれる。いつも山頂で見知らぬ人と知り合いになれる。こんなところがもっといっぱいあれば良いなと思う。

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葉に比べて花が小さく、バランスが良い近くには汚れてはいたがまだ雪が残っていた。


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赤名湿地のリュウキンカとミツガシワ。ミツガシワの時期は少し過ぎていたのかなあ。

by konno_noboru | 2009-04-30 11:38 | Comments(6)

山に暮らせば

2009.04.26  臥龍山に雪が降った。冬のようなきめの細かい雪ではなく、霰(あられ)を小さくしたような粒の雪。車が走る林道にはなかったが、8合目から上は道が白くなっている。積雪-と言うことになればせいぜい1㌢。それも北西の斜面に吹き付けるように降っているので山全体とすればまだら模様。
 風が強く、ブナ林ではごうごうと風がうなる。風に乗って吹き付けるのが雨か霰か霙(みぞれ)かわからない。冬の装備で登ってきたので寒さはこたえないが気温は3度。ただ、手袋を忘れたので冷たくて手が痛い。霧が出て時折、視界が悪くなる。
 
 ブナの芽吹きが始まり、林床でユキザサの蕾も大きくふくらんでいたし、エビネも凛として花芽を持ち上げてきた。気温も3度だから冷害に合うこともないだろうから、間もなく花が見られそうだ。

 昨夜午前1時ころ、アラレが降った。たぶん、山の雪はその時間帯に降ったのだろう。


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臥龍山の中で一番気に入っている場所。森全体が明るいし、3本の形の良いブナが特に気に入っている。

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雪の中で、花茎を伸ばしているエビネ。2週間前には落ち葉に覆われて寒さから逃れられたが、雪に少し驚いたかな。



  

by konno_noboru | 2009-04-26 23:48 | Comments(4)

山に暮らせば

2009.04.23  今夜は少し冷える。フクロウが鳴いているが、いまだ営巣場所がわからない。意外に農家の納屋の屋根裏だったりすることもあるので、情報を収集中。
 現役時代に現在の安芸高田市と可部町近くで子育て中のフクロウを撮り続けたことがある。しかし、一昔前なので時間がたっぷり取れる今、再挑戦したい。

 新聞に「かんぼく」の盗掘のことが載っていた。芸北の植物の歴史は盗掘との戦い。昭和8年に臥龍山山頂に「みだりに植物を採取してはならない」という趣旨の看板が立っている写真がある。75年も前のことだが、今も同じ看板が必要なのだと思えば複雑な気分。
  
 「さとこさん」。長いことつきあってもらっているようで、ありがとうございます。新鮮な情報を出したいと思っていますので、これからもよろしく。
ajina-toraさん、昨年秋の中国新聞写真クラブの撮影会で臥龍山に一緒に登った方かな? と思っています。私はごく「普通のおっさん」ですから、お会いしたときは声をかけてください。

 体調不良を書いてご心配をかけることになり申し訳ありませんでした。目まいも起こらないので不安も消えました。医者に「心配ない」の一言をもらいましたが、長いこと単身赴任のような生活をしているのでもう少し健康面に神経を使わないといけないと思っています。




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フデリンドウ。次第に目につかなくなっているのが気がかりだったが、大丈夫、結構逞しく生きている。

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アケビ。石垣沿いに咲いていた。どこよりも早く咲くのは石垣が太陽の熱を吸収し、石の輻射熱の効果か。

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白花のショウジョウバカマも首をうなだれるように咲ていた。前回アップした4本のショウジョウバカマはそろって真上を向いた姿勢の良い花だった。

by konno_noboru | 2009-04-24 02:16 | Comments(3)

山に暮らせば

2009.04.20  今夜もまた午前1時を過ぎてしまった。外は雨。家がきしむほどではないが猛烈な風が吹いている。ここ1週間、長沢、橋山・大歳神社、地久院の3本の枝垂れ桜を見続けた。18日がピークだったのだろうか。花びらにあったほのかなピンク色も、周囲を照らすほどの輝きも次第に消えて、盛りが過ぎたことが一目でわかる。風が吹くたびに花びらは真横に飛んでいく。ひらひらと舞う感じではなかった。
 今夜の強い風は、花の散るのを惜しみながら見ていた感傷的な気分を根こそぎ吹き飛ばすほどの力だ。市内より1か月遅れで咲いた桜は楽しませてくれたが、花が開いてわずか6日で散っていってしまう。桜に目を奪われていたが、本格的な春がやって来た。湿原にリュウキンカが咲き、ムシカリもミツバツツジも咲いた。山の木々は芽吹き、秋と間違えそうな春モミジ。
 野に咲く小さな花は桜ほどの自己主張はない。媚びる気配もなく、目立つわけでもない。ただ静かに咲く。足下にあったショウジョウバカマもとても可憐な咲き方だった。見慣れた花もそれぞれが咲きそろえば桜とは違った趣が野に広がる。空には鯉のぼりが泳ぐ季節。芸北の短い春は駆け足。

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少しずつ色づく山の木々。派手さも備えてはいるが、色はやはり秋より穏やか

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リュウキンカ(立金花)は湿原を彩る代表格。

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ムシカリ(オオカメノキ)が咲き始めるとブナの芽吹きも始まる


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ショウジョウバカマ。足下に並んでいた。撮って! といった感じなので黙って通り過ぎるわけにもいかなかった

by konno_noboru | 2009-04-21 02:11 | Comments(4)

山に暮らせば

2009.04.15   芸北に本格的な春を知らせる枝垂れ桜が咲きました。夜にはライトアップも始まりました。  

 12日、芸北を代表する枝垂れ桜が開花した。満開に向かうスピードは想像以上に速い。14日は雨だったのであまり開かないだろうと思っていたが、今日の暖かさで7~8分咲きになったような気がする。

 きょうは朝から眼科、歯科、耳鼻科で診てもらい、夜、芸北に上がってきた。桜のライトアップが始まっているので立ち寄り、撮影。長沢(ながぞう)のしだれ桜はやはり夜になると妖艶な感じになる。
昨年よりライトの数が増えて、明るくなった。地久院もバランスの良い桜。携帯電話で撮っている人もいる。最近の携帯電話の画像はとてもきれいだ。そしてすぐにメールで送信。凄い時代ですね。

koikeさんに ハシリドコロはご存じのものと同じだと思います。咲き始めなのでいろんな形があります。
参考までに昨年撮ったものを添付します。

さくら・ふみさんへ  ムシカリはまだ咲きません。臥龍山山麓のタムシバの開花と山頂一帯のブナの芽吹きがほぼ同時なのですが、今年はタムシバが少し早いようです。尾崎沼湿原のリュウキンカは咲き始めました。


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長沢のしだれ桜。夜桜見物の人と多くの写真愛好家で賑わいます。

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地久院のしだれ桜。国道186号線と県道がすぐ近くを走っているので訪れる人も多い。ライトアップされた桜は人々を引きつける魅力を十分に備えている。


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ハシリドコロ。撮影は昨年の5月6日です。今年はやはり、少し早い開花ですね。

by konno_noboru | 2009-04-16 00:58 | Comments(5)

山に暮らせば

2009.04.13  昨日、目まいが起きた。来たな! と思った。現役時代に激しい目まいに襲われ、歩けなかったことがある。メニエル氏症候群だった。今回も経験からすればメニエル。まあ、たいしたことはなさそうだ。
 きょうは車の運転は控えて、助手席。運転が好きなのでほとんど助手席に座ることはないが、のんびり外を眺めるのも良いものだ。

 今年は山のタムシバが非常に目につく。山全体が灰色から紫色に変わり、薄い赤を増してくると春モミジ。秋ほど燃えるような勢いはないが、優しい季節の色だと
思う。王泊ダム周辺も次第に春モミジといった感じになってきた。 山でタムシバ(コブシではないと思うのだが-)、林の中でシュンラン(春蘭)が咲き、里でスミレやタンポポを見かけることが多くなった。ハシリドコロが面白い咲き方を見せてくれるのもこの時期。
 
  芸北の桜が一気に咲き始めた。梅も桃も桜も全てが花開く春である。


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シュンラン。最近あまり見かけないので心配していたが、少しずつ増えているところもあるので嬉しい。

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ハシリドコロ。咲き方がおもしろい。最初は1つ、ぽつんと顔を出す。

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1つの花からまるで余興の手品のように下から下から花が出てくる。

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タムシバ。今年はたくさん見かける。タムシバ(コブシ)が咲いたら田植えだと地元の人に聞いたことがある。

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ヒメザゼンソウ。開花期は夏だが、気の早いのも中にはあって咲いていた。花(仏炎包)の高さは2㌢くらい

by konno_noboru | 2009-04-14 01:09 | Comments(3)

山に暮らせば

2009.04.10  汗ばむほど暖かい。桜前線が北上して、本州を桜色に染める。広島市内に桜の開花宣言が出て、平和公園の川沿いの桜が満開になっても、芸北の桜の蕾はまだ堅い。桜前線が東北・青森に達したころ、芸北も花開く。
 今年は暖かいので桜前線がどの辺りまで来たのかと車を走らせてみた。安芸太田町寺領の与一野の枝垂れ桜は満開。北広島町大朝の圓立寺の枝垂れ桜も満開。
 高度が500m前後までは桜は咲いている。市内で桜を楽しみ、今月18、19日ころにはまた芸北で花見が出来るだろう。
 芸北の桜の開花情報は北広島町観光協会芸北支部で開花情報を見てもらえば最新の情報が得られる。担当の杉本洋子さんの予想では昨年より1週間くらい早いだろうとのこと。
 
 昨日は満月、きょうは十六夜の月。与一野の枝垂れ桜と圓立寺の枝垂れ桜を二夜にわたって見に行った。与一野の桜はライトアップされていないので、投光器を持って出かけた。月の出る位置が予想より少しずれていた。灯りが一灯だけなのと、月が明るいので、芳しくはないが、撮るしかない。

 圓立寺ではお寺のご厚意でお茶を点ててもらって夜桜を鑑賞させてもらった。すごい贅沢な気分で、寒さを忘れてしまった。感謝



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安芸太田町 与一野のしだれ桜。雲1つなく、雲間隠れの月にはならず、まばゆいばかりの明るさだった。(撮影は9日夜)

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与一野 。午後3時頃、 陽が西に傾きかけた。若い女性が静かに写真撮っていた。撮影は10日

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北広島町大朝 圓立寺。豪華なしだれ桜はライトアップされて荘厳さを増していた。消灯予定の9時を過ぎても点灯を続けてもらった。月が桜の上に出たのは9時半を回っていた。撮影は10日夜

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今日の午後、圓立寺を訪ねた。誰もいなくて豪華な桜を思う存分撮影できた。

by konno_noboru | 2009-04-11 00:38 | Comments(7)

山に暮らせば

2009.04.05   先月中旬、不注意からカメラを川に落とした。予想通り買う方が良いほどの修理代。仕方なくカメラを買い換えることになった。「カメラが新しくなったらブログの更新が進みますね」との冷やかしも聞こえた。
 確かにカメラが変わって、気分が変わったところもある。しかし、今、突き動かされるように撮りに走り回っているのは、以前のカメラより性能が改良され、きれいに撮れるからだ。昨年まで撮ったものは、もう使えないと思う。すべてを撮り直さなければならないという気になっている。

 芸北の春はまだ先。春の早いところを走るしかない。きょう、島根県・吉賀町界隈を走ってきた。カタクリ、イチリンソウ、ニリンソウ、アマナ、桜と撮ってきた。昨日、写真塾の人たちと行ったのだが、雨で絵にならず再挑戦だった。やはり陽が当たらないと多くの花はきれいに撮れないと感じる。



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カタクリの自生地。午後の日差しが木漏れ陽となる。スポットライトが当たり、野外劇場に主役たちが登場して華やかなショーが始まる

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カタクリの丘の役者たち。春らしい華やいだ色だ。

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ニリンソウ。1m四方の小さな群落が5つも6つも出来ていた。花の数が増えているのが嬉しい。

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イチリンソウ。薄いピンク色の花びらの裏はおしゃれだ。

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アマナ。芸北では蕾も堅いが、山を下り、暖かいところに行けば、もうたくさん咲いていた。日が当たるわずかな時間だけ目いっぱい花を開く

by konno_noboru | 2009-04-05 23:02 | Comments(4)

山に暮らせば

2009.04.01   雷が鳴った。きょうから4月。春雷なのだろうが様子がおかしい。横風が強く、雪が降り始めた。雪起こしである。遠く近く雷鳴がとどろく。水分を含んだ雪なのですぐに止むだろうと思っていたが、夕方になってもその気配はない。屋根も田んぼも春の雪に覆われた。道路には轍(わだち)がつき、屋根の雪がずり落ちる。屋根から雪が落ちる音か、遠い雷の音かじーっとして聞き分けようとする。

 5月2日から北広島町千代田のギャラリー森(サンクス内2階)で塾の人たちと写真展を開くので準備に取りかかっている。多くの方の見ていただきたいと思って気合いを入れているのだが、24日頃から結膜炎(流行目)になり、パソコンに向かっていても目がかすんだりして少しいらつく。いらいらしたらカメラを手に外に出る。
ほっとする。芸北の桜はまだ堅い蕾だが、ツクシが勢いよく顔を出してくると元気をもらえそうな気になる。川小田の緑の広場と 雄鹿原の安養寺にある水芭蕉が咲いた。猩々袴も花茎を持ち上げうつむき加減に咲き始めた。芸北に本格的な春が来るのが5月。春の序章だが、今日の雪で足取りは小休止である。

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勢いよく頭を持ち上げたツクシ。夕方には降る雪にすっぽりと覆われてしまった。

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激しく降る雪は春の雪とは思えない。だらだらと冬用タイヤのままだったことが幸いしたかなあ。

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安養寺の水芭蕉。自生ではないが季節を感じさせてくれる良い花だ。霜で痛められて茶色になるのだが、安養寺の花はきれいな白が印象的だ。(3月31日撮影)

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斜面に咲いていた猩々袴。タニイソギ「(マンサク)についで谷筋を彩ってくれる。(3月31日撮影)

by konno_noboru | 2009-04-01 18:50 | Comments(4)