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山に暮らせば

2009.08.24  今朝、芸北・川小田でも少し寒いなと感じた。八幡は10℃だったと聞く。草むらを歩けば確かに露を含んでいた。梅雨が過ぎたらもう炬燵の準備をしなければならない。
八幡では冬以外の季節はいつも「つかの間」だった。今年はつかの間の夏さえ感じなかった。それでも夏の名残のように蓮が咲き、直立するピンクのミソハギ(禊萩・溝萩)に沢桔梗。小鬼百合は濃い秋色の空の青さに負けない色で風に揺れる。他の草より頭一つ背の高いタムラソウ、不思議な造形の白髭草(シラヒゲソウ)がひっそりと草むらで咲きはじめた。空も風も秋。今夜から夜具も厚手に変えよう。

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白髭草

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小鬼百合

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ミソハギ

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茗荷の花

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沢桔梗

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タムラソウ

by konno_noboru | 2009-08-24 21:48 | Comments(8)

山に暮らせば

2009.08.12   市内はまだ夏。山に行けば秋。距離にして55㌔。車で夏と秋を行ったり来たり。向日葵と松虫草を眺める同じ1日。
 盆灯籠を見て墓参。ここ1か月、焦点の定まらないような日常。何かに追いかけられているようだし、何かを追ってもいるなだが正体不明。小さなメモ用備忘録が机の周りに貼り付けられたまま。1枚はがせば次に2枚貼る。今夜もまた眠れそうにない。午前3時、目が冴える。
 来月19日から千代田のギャラリー森で写真塾の人たちと開く山野草写真展の準備中。楽しみは今年もまたアフガニスタン・ワハン回廊の調査から帰られた平位剛先生が撮影された写真の整理。外国人が入れない、うかがい知ることの出来ない地域の写真だけにいつも興味がわく。
 
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松虫草。秋の高原を彩る体表だ。現役時代、つまりずーっと前に道後山でたくさん見ていた。芸北の山でも近年、目にするようになった。
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雲月山に蝶を捕りに来る人が多かった。吾亦紅の花に来る蝶が狙い。奈良、大宮、福岡といった遠いところからの遠征。ETCの1000円効果だと言って笑っていた。

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岩煙草の花。岩場に下向きに咲くので寝転がって撮った。どちらが上かわからなくなりそうだった。

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霧が降る。雨と言うより濃いガスが流れてきて水滴を宿すオオバギボウシ。

by konno_noboru | 2009-08-13 03:18 | Comments(4)

山に暮らせば

2009.08.07   市内も暑かったが、さすがに芸北も暑い。家の中でも汗をかく。ブログ更新用の写真もないのでザックに2㍑の水を入れて山を歩く。空の雲も夏と秋がせめぎ合い、山を彩る花も次第に秋色になってきた。
桔梗、女郎花、萩、撫子と秋の七草が顔を見せ始めた。南蛮煙管(ナンバンギセル)も見える。座り込んで撮影しはじめると汗が吹き出て目にも入る。汗かきなので速乾性の肌着を2~3枚持ち歩き、山頂に着けば着替える。きょうは暑くて汗の出方も多かった。
山頂に着く。着替えてさっぱりした。山頂の風を受けてのんびり昼食を取る。上から眺めていると大きな捕虫網を持った「おじさん」たち4~5人が子供のように草原で蝶を追いかけている。止めてあった車は九州ナンバーだった。花を見に遠方から来る人もいるが蝶を追いかける人もいるのだ。今年は特に多く見かける。
  「お目当ての蝶はなんですか?」
  「ゴマシジミ。場所によって色や模様に個体差がある。花にも花びらが5枚なのに6枚あるのがあるだろ。あれと同じ。ゴマシジミの変わったのを狙っている。九州・福岡から来た」とのことだった。
 自然保護や環境問題がいろいろ取りざたされる今の時代には何となくそぐわない風景のような気がした。しかし子供が蝶を追いかけているのだったら、応援したかも。

※新聞社時代、花の名前はカタカナ書きに統一されていた。最近、漢字が良いと思い始めたので漢字にした。


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紫は高貴な色。桔梗がさわやかな風が吹く草原で涼やかに揺れていた。

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大南蛮煙管。万葉集に出てくる「おもいぐさ」は南蛮煙管。

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たぶん大南蛮煙管だろうが、20本以上の株立ちを見たのは初めて。

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鷺草。20年くらい前取材に訪れた場所に久しぶりに訪ねた。環境は変わっていたが、鷺草は咲き始めていた。

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岩煙草。南蛮煙管に対抗してか小さな滝の近くで咲き始めた。

by konno_noboru | 2009-08-07 20:48 | Comments(4)

山に暮らせば

2009.08.02  昨夜、三次市の納涼花火大会に行った。結果は雨と風と雷でずぶ濡れの花火大会だった。
午後2時に千代田を出発。車3台。仲間11人。家族と連れ立っていった人もいるので現地で合流し総勢20人くらいになった。場所取りのために早く来たので駐車場は確保できた。打ち上げ開始は午後8時。
待ち時間は5時間近くもある。輪になって話したり、お茶を飲んだりして過ごす。何となく雲行きが怪しい。遠くで稲光りもしている。鵜飼い船も見える。真っ白い鵜が見えた。鵜船の灯りが少しずつ水面に写りはじめる。見物席に傘が開いた。カメラが濡れないようにカバーも掛ける。午後7時30分、鵜船を見る人たちを乗せた船も花火見物に変わるのだろう。横一列に並んだ。同40分、JR三江線の鉄橋の上に列車が止まった。花火を列車から見物するのだ。
午後8時、打ち上げ開始。はじける花火、大音響とともに身体にドーンと突き上げるような空気の振動が来る。花火の光とともに稲光が夜空を走る。花火の歓声と強烈な稲光に対する悲鳴が交錯する。風が正面から吹きはじめた。雨粒も大きくなった。午後8時30分、雨と風が一気に襲ってきた。観客席から一斉に人が引いていく。「撤収!」。雨合羽は上着だけ着たのでズボンはびしょ濡れ。車に戻る。荷物が多いので車と撮影ポイントまで2度、3度と通う。雨の中花火はどんどん上がっている。
午後9時、花火は佳境に入っている。雨から逃れた車の中で恨めしく花火を見る。午後9時30分花火が終わった。追い打ちをかけるような車の大渋滞に巻き込まれる。とても長い1日になった.

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打ち上げ最初は雨もなく花火が楽しめた。

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鵜飼い見物の船も花火見物に。観覧席には傘が開く。

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三江線の鉄橋の上。列車から花火見物。雨に遭わなくて一番良い花火を見た人たちだろう。

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風雨強まる。雨がレンズにバチバチ当たる。撤収する。濡れたカメラが心配。

by konno_noboru | 2009-08-02 21:08 | Comments(3)