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山に暮らせば

2009.11.30  手際が悪いので徹夜になった。仕方ない。前回、雲海に恵まれなかったので午前5時半、掛頭山に向かう。星がきれいに見える。風もない。早起きの家の窓の灯りが2つ、3つ見える。状況は次第に悪い方に傾く。
 山頂から眺めると東の空が少しだけ明るい。島のようになるはずなのに山容全体が見え始める。 雄鹿原の集落のオレンジ色の街灯もきれいに見える。どこもかしこも見える、見えるではどうにもならない。潔く撤退。

 道路に設置してある温度計は氷点下5℃を示す。ガラスの破片をちりばめたように凍り付いた水たまり。霜に縁取られたクローバーの葉やカンボクの実。しかし、カメラを持つ手が痛いと感じられるほど冷え込んではいない。間もなく日本海から本格的な冷気が流れ込み、苅尾(臥龍山)の全てを覆い隠す根雪の季節になる。

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小さな水たまり。薄氷が風に翻弄されてガラスの破片を敷き詰めたようになるのだろうか。

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ヨモギだろうか。クローバーと一緒に緑の葉をしていた。近寄れば霜の縁取り。

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寒さをあまり感じないのだが、-5℃の表示に冬を感じ始める。

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土曜日に恐羅漢山麓の民宿に泊まった。その宿は中国山地取材のスタート。以後、中国山地に魅せられ続ける。写真は宿に行くとき撮ったもので、恐羅漢山麓ではない。

by konno_noboru | 2009-11-30 20:35 | Comments(4)

山に暮らせば

2009.11.25  写真を撮りたいという意欲が衰えることがある。いつも緊張していられるわけではないから、そんなときは横着をして「充電中」と思うことにしている。今週は塾の人たちと歩き、刺激を受けて萎えた気分も上向きになった。
 撮りっぱなしにしていた写真を整理する。21日には橋山から奥滝山峡へ。22日は仲間15人と後輩が手配してくれた宮崎産の肉で会食。深夜まで楽しく話したり飲んだりして、午前五時に起きて掛頭山に雲海を撮りに上がる。残念ながら気温が高く思ったような景色にはならなかった。その後、美都町の双川峡へ。24日もほぼ同じコースで撮影。
 きょうはサンクスのギャラリー森で開かれている画家・近藤たいわさんの個展に。明日は芸北観光協会(現北広島町観光協会芸北支部)のカレンダーの色校正に市内に。

 このところ夜はDVDで映画を楽しんでいる。塾生が貸してくれたもの。SFものや活劇が良い。文芸大作は映画館で。
 孫のことも書きたいが娘に「あまり孫のことを書かないで」と念を押されて少し気分は鬱。今夜は支離滅裂。ちょっと飲んだけど酔ったかな。

 ※さとこさんへ  メールの件 ありがとうございました。いろいろ挑戦しています。

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橋山・大歳神社近くの柿の木。毎年、たくさんの実をつける。もがれないし、カラスも来ないから甘くないのかなあ。

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掛頭山の日の出。手前に雲海が広がるはずだったのにー。仲間も少し落胆。再挑戦を。

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美都町の秦佐八郎博士の生家手前にあるモミジ。2本で良い形になっている。

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モミジの下に入って見上げると見事だった。

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双川峡の養戸の滝。そばに大きな銀杏があり、いま風が吹くたびにはらはらと葉を落としている。
  

by konno_noboru | 2009-11-26 00:04 | Comments(1)

山に暮らせば

2009.11.20  写真を撮る気になれないでいる。何もなければ臥龍山に上がれば何かが撮れると思っていたが、登れないので気力も少し萎えている。何となく撮影したものでつなぐしかない。
体調が悪いわけではないが、気分が悪い。
 菅原林道入り口の立ち入り禁止の黄色いテープ。スキー場の駐車場に並んだ警察車両。大きなアンテナを立てたテレビ中継車などを撮っても気分が晴れるわけでもないのだが-。

 気分が悪い理由はもう一つ。メールを送ってもはね返る。今まで上手くいっていたのだがwindows7に対応してないとか、ブロバイダー2つを経由するための不具合か良くわからない。メールがおかしいだけで、ブログなどに問題はない。
 驚いたのは死体遺棄事件後、ブログへのアクセス件数が跳ね上がったこと。ネット検索で臥龍山と打ち込めば「山に暮らせば」にたどり着く。改めてネット時代の情報収集の仕方、事件の大きさ、犯行の残忍さを知る。

 S.Fさん ノスリですかねー。ありがとう。ブログを更新する前に、野鳥図鑑やネット検索したり、友人に尋ねたりしました。今回のような事件があるとアカショウビン探しも辛いことになりますね。

 嬉しいこともあった。14日に孫が産まれた。元気な男の子だ。函館に行った四歳半の孫に「げんきか」とFAXしたら覚えたての字で一生懸命に書いたらしい。   「じいちゃんより げんき」とあった。


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スキー場の駐車場。スキー客の華やかな車でいっぱいになるのが良いが、警察の車で埋まるのは辛い景色だ。ちょっと古いけど13日撮影

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臥龍山麓に集まった中継車両。13日撮影。

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17日に降った雪。川小田でも真っ白になる。臥龍山も積もったが、根雪にならないことを祈った

by konno_noboru | 2009-11-21 00:36 | Comments(3)

山に暮らせば

2009.11.12  みんなが息を潜めている。いつもの年ならもっと紅葉を楽しむ人たちで賑わう臥龍山山麓がとても静かだ。地元の人に声をかけても「車が少ない」という。
 千町原を走る。臥龍山の紅葉が終わり、冬枯れのような山容に変わってくる。警察車両だろうか? 八合目付近で何かが光る。明日は大がかりな捜索になると聞く。1日も早く静かな苅尾山に戻ることを祈るのみ。

 千町原で茅葺き屋根の茅の刈り取りが始まった。今年は刈り取った現場に干さないで持ち帰るとのこと。雪の多い八幡では乾燥もままならないのかもしれない。
 帰りに鷹を見る。鳥に詳しくないので確定できないが、2種類いたような気がする。1羽は赤い実の残るカンボクに止まっていた。もう1羽は雑木林にいた。
 蔓梅もどきがたくさんあった。
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千町原で始まった茅の刈り取り。今年は茅ぼうとうは登場しない。後方が臥龍山。

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葉も落ちて、冬間近のブナ林。時々、ピカッと光る(画面中央のとても小さな白いもの)ので警察の車があるのだろう。八合目から少し下ったところの大きなブナがある辺りかも。

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蔓梅もどき。とてもたくさんの実がつき、黄色に輝く

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カンボクに止まる

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雑木林を滑空

by konno_noboru | 2009-11-12 23:41 | Comments(4)

山に暮らせば

2009.11.09  臥龍山には登れない。いまも封鎖は続く。多くの報道陣が待機している臥龍山麓を通って三段峡に向かう。現役時代には何度となく経験した現場待機。報道の現場から離れ、好きな写真だけを撮ればいいのだと思って過ごしてきた7年。目の前に現場があるのに昔のようなクールな気持ちが目覚めない。悲しみや切なさ、やり場のない怒りが強く、冷静でいられない。まして臥龍山に登る林道に沿って身体の一部が遺棄されたと聞けば辛い。通い慣れた道である。凄惨な場所になった地点の風景がビデオを見るように頭をよぎる。上がりこのある2本の大きなブナがある地点、通称大曲り地点、八合目のブナ林。何度も写真を撮った地点と重なる。
 八幡の人たちにとっては朝な夕な、家の窓から自慢の苅尾山(臥龍山)が見える。地域にとって自慢の山である。平岡さんのご両親の限界を超えた悲しみを地元の人たちも共有し、「苅尾が泣いている」と言う。苅尾が悲しみの山になったことへの辛さを、臥龍山山麓の人たちはこらえている。

 許し難く残酷な現実を前にたじろぐが、ふと一番美しい季節の臥龍山に置き去りにされたことだけがせめてもの救いなのだと納得しようとする自分に気づく。

 三段峡の紅葉は素敵だった。 今、最も美しい臥龍の紅葉と比較してしまう。
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枯れ葉が石の間をくるくる泳ぐ。

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霧雨の三段峡。

by konno_noboru | 2009-11-10 01:48 | Comments(2)

山に暮らせば

2009.11.08   6日夕、電話が鳴った。新聞社からだった。東八幡原で変死事件があったらしいと。すぐ車を走らせる。ヘリ2機が臥龍山上空を飛んでいる。現場は山だと言うことはわかった。カキツバタの畑の前で左折しようとすると警官が「通行止め」という。他の道から菅原林道へ入ろうとしたら、林道入り口で通行止めではなく「立ち入り禁止」だといい、職務質問される。どうも様子がおかしい。
 携帯が鳴った。「行方不明の浜田の女子大生の頭部が臥龍山で見つかる」というショッキングなものだった。
 女子大学生の平岡さんが行方不明になった26日と翌27日、30日と臥龍山に行った。雪霊水を背に平岡さんが見つかった方角を見たが、何も気づかなかった。紅葉が盛りで、いつも通り雪霊水をくみに来た人5~6人に出会った。
 
 日増しに胸につかえた悲しさや腹立たしさが大きくなる。臥龍山がこんな悲惨な舞台になるとは夢にも思わなかった。彼女の両親、多くの友人の悲しみを思う。ブナや鳥や可憐な花が彩る命あふれる山に花を手向けなければならない人たちが出来てしまったことが悲しい。私にとって臥龍山は一番大切な山だ。持って行き場のないいらだちが鎮まらない。

 今朝、雲海を撮りに掛頭山に上がった。昨夜から気温が高かったので無理かもしれないと思っていたが、残念ながら予想はぴたり当たった。
 
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6日午後5時半撮影。臥龍山に上がる菅原林道の入り口から立ち入り禁止だった。

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6日午後5時50分撮影。臥龍山山頂近くを走る警察車両の光が見えた。わかりづらいけど、画面中央に光跡があるはず。写真としてはダメですね。ただ、現場が臥龍山のどの辺りかということがわかりました。暗くてピント合わせが辛かった。

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3日午前10時20分撮影。遺体の見つかった山頂付近の冠雪。もしもっと多くの積雪なら、展開は変わっていたかもしれない。

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8日午前6時50分。掛頭山の雲海は空振り。

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千町原のススキ

by konno_noboru | 2009-11-09 02:55 | Comments(3)

山に暮らせば

2009.11.04  大朝の銀杏、ポプラ、ほとけばら遊園の紅葉情報第2弾。
写真塾の撮影日が近づいたので、午後から大朝へ。西教寺の銀杏、ポプラ、ほとけばら遊園の紅葉も最盛期は10日ごろかなと思う。
 昨日、初雪が降ったが、昨年は11月18日だったので今年は2週間早い。西教寺の銀杏、ポプラ、ほとけばら遊園は11月15日が最盛期だったが、今年は雪と同じく紅葉・黄葉のピークは8日~10日ころかなと思う。たぶん1週間早くなるだろう。
 千代田の古保利薬師のモミジももう少し先かな。こちらは15日頃が良いかなと感じた。

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西教寺の銀杏も色づいてきた。葉が少し落ちているが、黄金色になるには4~5日かかりそう。

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九門明のポプラ。6本あるのだが、1本だけ葉がないのが気になる。左下に西教寺の銀杏が見える。

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ほとけばら遊園。紅葉もピークのように見えるが、まだ緑の葉も多くあるので、最盛期は10日ころか?。

by konno_noboru | 2009-11-05 01:12 | Comments(1)

山に暮らせば

2009.11.03  昨夜の雪の降り方から見れば八幡は積もっている。八幡は川小田の標高はほぼ600m、八幡は800m。高低差200mがどれだけ違うかは少し解っていたが、⑩㌢以上積もっている。う-ん、違うなあ。
写真を撮りながら、いつも暗い写真になるので、明るい素材を求めるのだが、レンズの向く先はいつも暗い単調な色の場所。仕方ないかなあ。

 今夕、ジャズコンサートへ行ってきた。久しぶりにさわやかな気分だった。会場は旧美和小学校講堂(現美和東文化センター)。ステージに近いところはゴザが敷かれた座席。後方に椅子席。小生は一番後ろの椅子席に座った。舞台には左からピアノ、ビブラホン、ベース、ドラムの配置。三上クニ(男性)・トリオ・プラス・ワンのJapanツアーだ。形容の言葉が見つからないが、昔流に言えば真空管の音、トランジスタとは違う音で素敵だった。
 5時開演で7時終演。市内では気のあった人とコーヒーを飲みながら演奏会の話をするが、喫茶店もないのでそれぞれ家路につく。

 windows vistaが重いので、つい調子に乗ってwindows7にバージョンアップした。ところがwindows7にはメールソフトがない。今までの設定が全て消えた。新しいソフトをダウンロードして挑戦中だが上手くいかない。昨夜から悪戦苦闘している。現在は交信不能状態です。

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初冠雪の臥龍山はまだ紅葉が残る。天気が悪く、山容全体は見えなかったが、ガスが流れて好きな景観になった。

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後方は191スキー場。同じような雰囲気の写真だが-。

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八幡・大歳神社。この場所が好きなので何か変化があればここに来る。

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八幡は積雪が10㌢を超えていたが聖湖のすぐ下になる三段峡・三つ滝周辺は雪がなかった。

by konno_noboru | 2009-11-03 23:37 | Comments(4)