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山に暮らせば

2010.01.28  昨日(27日)は芸北写真くらぶの例会だった。撮影は八幡。朝の気温は氷点下10℃。9時過ぎに八幡へ。柴木川沿いの桜並木はいつも冷え込みが厳しいと霧氷に覆われる。天気が良く真っ青な空に真っ白な霧氷。田んぼもこちこちに凍ってどこも自由に歩ける。午前中で撮影終了。
夜は北広島町観光協会写真コンテスト入選者のお祝いの会。素敵なシェフがいるのでいつもご馳走を食べさせてくれる。前回がコラーゲン鍋。今回は寄せ鍋。途中で「雨が降りよる」という。誰もが「あーあ、雪が溶ける」と言った。スキー場で働いている人もいるのでこの時期の雨は大敵。

 きょう、 雄鹿原から八幡で撮影。田んぼに緑が見えた。芸北でこの時期に田んぼの緑が顔を出すことなど思いもしなかった。昨夜の雨で一気に雪が溶けた。雪の全くない道路。買い物に益田まで足を伸ばす。
 
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撮影は午前10時2分。臥龍山越しに太陽が上り、凍り付いた田んぼが鏡のように光る

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柴木川沿いの桜並木。八幡で桜並木があるのはここだけ。冬は霧氷、春はサクラが楽しませてくれる。

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霧氷は細い枝に積み重なるようにして着く。風が吹くと飛び、蒸発して消える。

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雄鹿原の田んぼ。雪が消えて緑の草が顔を出した。春への準備は進んでいるのだ。

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益田・大原海岸の日没。買い物のついでに海に寄った。磯の香りも良いなと思った。

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買い物帰りに八幡の大歳神社近くで月を見る。雲が速かったが、月の右の方にオリオン座が見えた。

by konno_noboru | 2010-01-28 23:08 | Comments(2)

山に暮らせば

2010.01.26  「1月、2月に雨が降ることはなかったのに、今は普通に降るという」芸北の古老。80㌢も積もっていた雪は雨と暖かな風で一気に溶けた。すべてが溶けて消えたわけではないが、雲月山の雪の溶け方は山肌が露出して春先のようだ。
 冬こそ芸北は美しいと思い続けているので、最近の景観は何となくもの足らない。7年も見続けていて日々変わっているはずの景観に感動しなくなったのかと不安になる。緊張感が希薄になって絵になる瞬間を漫然と見逃しているのかと反省もする。
 この冬、薄暗くなって降る雪に出会っていない。雪起こしの雷鳴を聞いたのは2~3回。雪混じりの風が吹いて息が詰まりそうだと感じたこともない。鉛色の空を重く感じることもない。「穏やかな冬で良いですね」と声をかけられて戸惑う。確かに生活するには良い。しかし、体感してきた芸北・八幡の冬ではない。カメラを手にただ、冬を探して彷徨う。

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茅葺き屋根から下がる氷柱。青空が良いのかどうか迷いながら撮る。これも2010年の冬景色だ。

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聖湖。柴木川から流れ込む水が多い。すでに雪解け水が流れ込んでいるのだろう。湖は全面凍結には相当の冷え込みが必要。後方が臥龍山。山頂がちょっとだけ白い。

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臥龍山の山頂に少しだけ着いた霧氷。山頂の霧氷だけは青空をバックにするのが良い。

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聖湖畔の芸北民俗資料館。鍵型になった昔ながらの曲がり家

by konno_noboru | 2010-01-27 00:46 | Comments(2)

山に暮らせば

2010.1.18  芸北・八幡の朝。気温-15℃。柴木川からたち上る水蒸気が蒸気霧となって木の枝に凍り付いて霧氷になる。全ての裸木が真っ白い花を咲かせたように輝く。一夜のマジックだと思う。純白の花々は陽が昇るまでの命。気温が上がれば消えてしまう。

 昨夜、「冷え込んでいるので、明日の朝はダイヤモンドダストが見られるかも」という連絡をもらっていた。しかし、強烈な冷え込みがくると期待もせず、夜遅く眠った。緊張感が希薄で寝過ごした。目覚めたら7時半。車で走り始めると、車載の温度計がぐんぐん下がり、八幡洞門を抜けると-8℃。さらに気温が下がり-15℃。ダイヤモンドダストが見られる場所に行ったが、見えない。遅かったのかと思ったが、先客が一人あり尋ねると「今朝は見えなかった」と言った。


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川岸のさくら。裸木だったが花は一夜で満開になった 

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見事についた霧氷。樹種によって霧氷の付き方が変わる。

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ウメモドキについた霧氷。針葉樹のような形で霜がつく

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日が昇り、陰が青白くなる。空気も凍り付いた感じ

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朝靄の中の大歳神社。

by konno_noboru | 2010-01-18 20:49 | Comments(6)

山に暮らせば

2010.01.12  午後11時30分。小雪が舞っている。窓の結露が凍っている。外はマイナス3℃。思ったより冷え込んではいない。八幡の積雪は60㌢弱。
 午前中、塾の人たちと八幡で撮影。ほんのわずかな時間、幸運にも雪を被った苅尾(かりお・臥龍山)のブナ林が見えた。地元の人たちは「あんなことで苅尾が有名になるとは夢にも思わなかった」と話す語気の弱さを思えば、やはり静かに祈るしかないなと思う。

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苅尾山頂付近の雪を被ったブナ林。ブナについた雪はもこもこ盛り上がる雲のような形だ。今年初めて雪の苅尾を撮った。

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苅尾上空の雲。日本海から吹き上げる風でさまざまな形に変化する。

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大歳神社付近。今年は何故かたくさんの獣の足跡が目立つ。雪原なので身を隠すための穴も掘っている。

by konno_noboru | 2010-01-13 00:27 | Comments(2)

山に暮らせば

2010.01.07  午後3時、芸北・八幡にいた。所用があり急ぎ市内に戻らなければならないことになった。雪は激しく降る。横殴りに降ると言うより風に吹き飛ばされていく。除雪された道の両サイドに壁が出来、凹になったところに雪が吹き込むので道が解らなくなる。ファインダーをのぞいても前が見えないほど雪が舞う。せっかくだからと撮るが、なかなか厳しい。
 国道191で帰るより186号へ出て北広島町細見から美和を抜け、豊平をとるコースを選んだ。南に下るにつれて風景が優しくなる。風も穏やかだし時折太陽が顔をのぞかせる。まだ同じ北広島町内なのだが、八幡とは世界が違うといった感じだ.


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道は右に並んだ細い除雪用目印の竹の左側。ちょっと不安に感じるが、GO-。

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降る雪に傘も差さず歩く。すぐ脇を車が走る。
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屋根からずる雪。滑り落ちないで内側に曲がる。冷え込むとよく見られる。

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川小田付近。八幡より雪の量が多いような気がするのだが。道路の除雪は繰り返し行われるが、アイスバーンになっているので細心の注意を。4輪駆動車でも滑るので慎重に。

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豊平で見た畑。薄日が差し雪もやわらかく優しく感じられる。

by konno_noboru | 2010-01-08 01:33 | Comments(2)

山に暮らせば

2010.01.05 昨年はいろいろな方からコメントをいただき感謝しています。今年もよろしくお願いします。

 風邪をひいたまま越年し、今も引きずったまま。鼻が詰まるので口で呼吸。乾燥した部屋の空気で喉がさらにおかしくなる。毎年この時期に決まってかかる風邪。持病みたいなものだ。
 3日の夜、芸北に帰ってきた。風邪の熱もあるのでほぼ2日間寝っぱなし。ベッドで雨音を聞いた。「1月、2月に雨の降ることはなかったのに最近は普通に降る」と地元・芸北の人は言う。温暖化の影響なのかとうつらうつらしていたら叩きつけるような霰が降りはじめた。長く尾を引くような雷の音も聞いた。夜半になって風が出た。明日は雪が降る-。
 薬が効いたのか眠ってしまった。朝、窓を開ける。雪は一夜にして枯れ野を雪原に変えた。じっとしてもおれまいと車を走らせる。
 風が強く雪は吹き付ける。気温は氷点下4度。前を走る車が雪煙を上げて走る。これが芸北・八幡の雪だ。握りしめ球にしようとしても固まらない。上から降るのではなく横に降るので田の畦は吹き付ける雪で積もらない。
 しめ縄の新しくなった神社へ入るとやはり年が新たになったという気になる。
今年の題は「月光」。朝弱いから、夕景、夜景に力を入れて-と思う。

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あけまして おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

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八幡・大歳神社。臥龍山に次いで気に入っている場所。風が強いので、畦に積もらず綺麗なラインが浮かび上がる。

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茅葺き屋根の狐窓。雪もしんしんと静かに降るときもある。

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風が左から強烈に吹くので雪庇が出来、反対の岸は雪も吹き飛ぶ。小川と言った雰囲気はほ場整備の時に多くの田んぼから姿を消した。用水路のように凹が深い。昨年、この近くにカメラを沈めた。勿論、修理不能。

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車で走っていても時々、暗くなって雪が降る。こんな時は決まって大雪だったが---。

by konno_noboru | 2010-01-05 19:22 | Comments(5)