<   2017年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧

山に暮らせば

2017/08/30 【その2】 平位剛先生のことをブログに上げてすっきりしようと書いたが、アップするのに逡巡した。書いている間に先生が著された2冊の本を見たりしながらだったので時間が過ぎ、眠れなくなった。 いつも通りで良いと思い直し、超深夜、きょう撮った写真を見る。
 
 きょう、久しぶりに近くを1時間半かけて歩く。ポケットに入るコンデジ1つ。
 念入りに見るのは花よりも田圃。少し前になるが我が家の前、部屋から10mのところにクマが侵入し、稲を食べた跡があった。クマを目撃していないのだが、田圃に作ったクマ棚のように稲を倒しているのはイノシシとは違う。決定的な状況証拠は足跡がいくつもついていたこと。塾の仲間も来るのでまたクマが出たと言えば何となく不安に思うだろう。裏山に入っても「ここはクマは来ないでしょ」と聞く。
 今朝、気になったのは電柵や鉄柵できっちり防御されている内側にあるコンポスター(堆肥を作る容器)の蓋が飛んでいたこと。クマは近くにいるらしいのだが、姿は見ない。夜に侵入するのだろうか。
 どこの田圃も侵入された形跡はない。捕獲の檻にも入らない。近くにある栗の木の実が次第に大きくなった。稲刈りが終わるまでクマもイノシシも出没しないことを望むだけ。

 花もしっかり見ておかなければならない。シラヒゲソウは我が家近くで咲いている。ツルリンドウもある。キツリフネは咲き始めたばかり。背が高くなったトリカブトはまだ小さい蕾。風が柔らかく涼しくなったがきょうは暑かった。
 汗をかいたのでシャワーを浴びていると呼び鈴が鳴る。ちょっと待ってと大声を出しても鳴り続ける。大急ぎで玄関に出る。車は島根ナンバー。年齢は私より上、80歳を越えているかどうか。
 「浜田へ行こう思うたが、道に迷った。車があるので誰かおるじゃろう思うて寄った」
 「どこから来たん?」
 「益田」
 「益田なら9号線を走ればすぐのはず」。会話もこの辺りからかみ合わない。
 国道186号線が県境の波佐で7月豪雨のため道路が崩れて通行止めなのだ。迂回路の案内表示が確かに解りにくい。迷うだろうなと思う。何とか解ってもらえたようだ。汗が噴き出した。再びシャワー。



e0091879_02462278.jpg


クマは右の方から侵入した。ほぼ円形に稲が倒れる

e0091879_02474424.jpg



きれいに折りたたんで倒し、座って稲を食べる


e0091879_02483988.jpg
田圃に残ったクマの足痕。サイズから想像するとあまり大きくはなさそうだ




e0091879_02472701.jpg

         家から近いところにもあるシラヒゲソウ。花のサイズがまだ小さい。


e0091879_02464084.jpg




ツルリンドウ

e0091879_02470085.jpg

 サワギキョウ




by konno_noboru | 2017-08-31 02:55 | Comments(1)

山に暮らせば

2017/08/30  【その1】夏の終わりに悲しい出来事が2つ。20年近くお世話になった平位剛先生が亡くなられたこと。平位先生の死は認めたくないといった気持ちだった。
もう1つは日本山岳会広島支部の3人が北海道・幌尻岳で亡くなるという事故。
 日本山岳会広島支部が出来たのは1998年、初代支部長が平位剛先生。平位先生は1969年広島大学医学部山岳会のアフガニスタン・西部カラコルム学術調査隊長。調査隊の中に現在の支部長・八幡浩先生もおられた。幌尻岳事故のニュースの中で苦渋の会見をしていたのが八幡先生だった。

 もう1つはワハーン回廊(アフガニスタンの東北部、北にタジキスタン、東に中国、南にパキスタン、インドに囲まれた盲腸のような形をした地域)紀行と写真集(ブログ2015年3月15日を参照ください)と2冊の本を出された平位剛先生の訃報だった。
 
 先生に個人的にお会いしたのは山岳会広島支部の立ち上げの翌年、1999年夏。職場だった中国新聞写真部に訪ねてこられた。先生は1999年から2011年の夏、ワハーン回廊へ計8回単独行されたが、帰国後のフィルムや画像データ処理はすべて任せてもらった。
 2000年夏、ワハーン回廊に行かれる前だったので撮影機材点検だった。そのとき言った「撮影された写真は見せてください」と言った一言が後の15年を可愛がってもえた原点だった。

 2000年夏の帰国後、現像の上がったポジフィルムを見て驚いた。ワハーン回廊とはアフガニスタンの東北部、北にタジキスタン、東に中国、南にパキスタン、インドに囲まれた盲腸のような形をした地域で全域を歩いたのは日本人では平位先生以外には知らない。入域するにはパキスタン→アフガニスタンから入るのだが、それさえ難しいのだ。
 私もたまたまパキスタン→アフガニスタンを取材した経験があったので厳しい自然の中で暮らす人々の生き生きした姿を撮影することの難しさは知っていた。
 「良い写真です。写真展をやりましょう」と先生に話し当時、八丁堀にあったINAX(イナックス)のギャラリーに話を持ち込み、突然の飛び込みなのに信じられないほどの対応をしてもらい1ヶ月間写真展を開かせてもらった。
 そして2003年に「禁断のアフガニスタン・パミール紀行」、2015年に写真集「ワハーン回廊」を出版へ続いた。
 先生は2冊目の写真集の色校正が出版社から届いた2015年2月7日の前日に倒れられて、お気に入りだった少女グルちゃんの表紙の完成本を手にすることなく今月24日、亡くなられた。

 1冊の本に作るのに5年以上費やしたのですから完成したらバンザイしましょう、との約束は果たせなかったですが
 先生ありがとうございました。ご冥福を祈ります。

e0091879_02255349.jpg

ワーハンでの取材で必ず被っておられた白い帽子。旧海軍艦内帽でしょうか。写真を見るたびに手放されなかった理由をさまざま想像します。



by konno_noboru | 2017-08-31 02:31 | Comments(1)

山に暮らせば

2017/08/23  きょうは山で転倒した名残で右脇腹辺りが痛いので静かに高校野球の優勝戦をTV観戦。広陵は残念だった。  

  昨日、火曜会のメンバーと立烏帽子山を目指した。寄り道もしたが昼前に熊野神社に到着。昼食は立烏帽子山の避難小屋(東屋)で取ることにしているので、神社から竜王山に登るルートにある那智の滝まで行くことにした。小降りだった雨が時々激しく降り、雷が真上で鳴る。雨合羽はカープの試合を見に行った時に買った真っ赤なポンチョ。これが軽くて目立つし、優れものだ。二宮、三の宮で空模様を眺めながら休んで登り800m先の滝へ向かう。那智の滝は川幅が狭く水量が多いとは言えないが、落差はかなりのもの。写真を撮り始めると強烈な雨が降り出した。葉を叩く雨の音と赤いポンチョに叩きつける雨の音が滝の音を消すほどだ。急いで下山。
 登山道は雨で滑る。案の定途中で転倒。うーんと言ったたまま立ち上がれない。仲間が1台のカメラを持ってくれたが、もう1台は尻餅をついて転んだ時に背中の下だった。カメラで背中を強打して息が出来なかった。肋骨より下だったので骨に異常はなさそう。ゆっくり下山。泥にまみれたカメラを山水できれいに拭いて立烏帽子山へ。残念ながら雷と霧で視界がきかないので池の段まで足を伸ばすことは断念した。

 帰途、ヒゴタイのある慶雲寺へ寄る。南を望めばかんな残丘が点在する。絶滅危惧種のヒゴタイを守る会会長は藤原群三さん。藤原さんは私が尊敬する比婆科学の中村慎吾先生の同級生。中村先生は最初にヒゴタイを教えてくださった植物学の権威。かんな残丘のことを教えてくれたのは同じ時期に新聞記者でたたら製鉄をライフワークの1つにするブログ半農半×-へそ曲がり残日録の shimazukuさん。慶雲寺の前に立ち30年近く毎年1月にお会いする中村先生、shimazukuさんとの因縁を感じた。


                                       

e0091879_17280191.jpg


庄原市西城町熊野の熊野神社から竜王山に登る途中にある那智の滝




e0091879_17281552.jpg


那智の滝の滝口から中段にかけての部分




e0091879_17284480.jpg
陽が差して明るかったのに大粒の雨が降り出して木々の葉を叩く。シャッタースピードを緩めると風で揺れる葉が止まらずぶれるのでシャッターを早めに切ったがやはり解りづらかった。白いゴマのようなものが雨粒




e0091879_17290523.jpg


登山道脇の大きなぶなの幹に雨は筋になって流れ落ちる。



e0091879_17292512.jpg


慶雲寺の前から眺める。かんな残丘がいくつか見える。



e0091879_17293677.jpg
ヒゴタイは今までたくさん撮ってきたが花1つをしっかり見なかったので最接近した。とてもきれいだった。


e0091879_17295231.jpg
花を一つにすべきかたくさんあった方が良いのか-。




by konno_noboru | 2017-08-23 17:47 | Comments(6)

山に暮らせば

2017/08/20 久しぶりに醍醐で昼食。料理人の姿が見えて皿に盛り付けされていく献立。その間黙って雑誌を見ながら待つ。単身赴任の身には料理の味も雰囲気も我が家で食べる感覚になる。ゆっくり食べていつも完食。午後1時過ぎ、散歩の気分で三段峡へ。水梨~三段滝までを歩くのだが、負荷をかけるためカメラ2台、レンズ5本と2㍑入りのお茶を入れたリュックを背負う。三脚ではなく一脚を杖代わりに歩く。涼しい渓谷を歩くので人は多い。さっさと歩く身軽な人たちに道を譲りながら歩く。三段滝で汗びっしょりのTシャツを交換。
 花は前回通りナツエビネとミヤマウズラを撮影。3時間歩き駐車場。自宅に帰る間にワルナス、コオニユリ、咲き始めたキツリフネを撮る。


e0091879_01232410.jpg


10日前に行った時はまだ蕾が多かったがほとんど咲きそろっていた。


e0091879_01234377.jpg

今まで見なかったところで見かけた1株。


e0091879_01240043.jpg

小さな岩の棚に1株だけ残っていた

e0091879_01242882.jpg

一輪だけ咲いていたキツリフネ


 家に帰りスズメバチが巣をかけているので早めに始末した方が良いと言われていたのを思い出し処理にかかる。毎年巣をかける母屋の2階相当部分。スズメバチ用のスプレーでは殺虫剤が届かないのでハシゴを掛ける。厚めのポンチョに防虫ネットを被りソフトボール大の巣に向けて殺虫剤噴射。
 孫の捕虫網の柄をパイプを繋いで長くして巣を覆い、取る。

e0091879_01244117.jpg


まだソフトボール大だったので蜂の数も少なく、処理は早くできた。



18日 芸北写真くらぶの例会。午前中は撮影。先月、私の体調不良から例会を休んだので2か月ぶり。夜の部はバーベキュー。ドラム缶を縦半分に切って作った特製のバーベキューグリル。炭は地元の人が焼いた特製品。シェフが豪快に焼く。地元のトウモロコシ、枝豆、ニンニクなど食べる。火の側にいても9時を過ぎるととても寒い。食べて飲んで午後11時、それぞれお迎えの車が来たので終了。
 

e0091879_01245735.jpg


山はガスがかかっていた。いつもと違う写真が撮りたいと思ったが、ガスの流れが速く思うに任せない。



e0091879_01251295.jpg
マツムシソウも咲き始めた。山の風も少し冷たくなった。





by konno_noboru | 2017-08-21 01:38 | Comments(2)

山に暮らせば


2017/08/12  今年5月のわれわれの写真展に出品された赤い人の形をした花「まねきぐさ」が夏に咲くと聞いていた。撮影者と仲間で帝釈峡に出かけた。草丈は低く、一人で行けば見つからないほど小さかった。時期的にはまだ早かったらしく、花数は少なかった。近くにさらに小さな形の面白いハグロソウもあった。きょうの目的は達したが、時間が余ることは解っていたので西城の熊野神社を経由して立烏帽子山へ。途中でシデシャジン、ヒオウギ、カリガネソウを撮る。
 立烏帽子山はガスがかかり、雨も降りそうだった。秋には真っ赤に紅葉するホツツジの白い花を見たが、15日ころが満開かも。さすが夏休み、子供も登ってきた。汗もかかない涼しい山だった。
 帰りに三河内の慶雲寺でヒゴタイを見る。
e0091879_14205284.jpg

マネキグサ。湿った谷筋で咲いていた。小さいので案内してもらわないととても見つけられない。



e0091879_14213158.jpg


ハグロソウ。この花も小さく転々と咲いていた。



e0091879_00573456.jpg
イヨフウロ




e0091879_00575003.jpg
カリガネソウ。


e0091879_00580413.jpg
立烏帽子山のホツツジも半分くらい咲いていた。



e0091879_00582032.jpg
ホツツジの花


e0091879_00592829.jpg
ヒゴタイ



by konno_noboru | 2017-08-13 01:18 | Comments(6)

山に暮らせば

2017/08/10  3日に帰省した孫が昨日東京に戻った。広島にいる孫2人と合わせて4人。12才、10才、8才のパワーに圧倒された。
 5日が土曜会だったので、宍道湖の花火大会へ。片道150㎞、高速道を走るので気分的には楽だった。撮影場所は昨年と同じ宍道湖を挟んで国宝・松江城が正面になる位置。打ち上げの船台は2カ所。2つの間が狭くなるところに行きたいのだが、帰りに渋滞に巻き込まれることになるので我慢。打ち上げは午後8時から9時まで。終了次第急いで高速道に乗る。とんぼ返りだ。

 昨日、眼科で注射。今朝芸北に戻る途中、三段峡による。8日にも長渕から黒渕まで歩いていたので水梨から三段滝まで歩く。きょうは少し蒸し暑さが気になった。
 イワタバコ、深山ウズラは黒渕までのコースが多い。ナツエビネにはまだ少し早いと思ったが、2カ所で咲いていた。今年は草丈が高く、なかなか見つからなかった。林の中は暗く、ストロボを発光しなくてはならない場所もあった。虫除けは必需品。

 カープはサヨナラ負け。こちらは戦意喪失だ。

 

e0091879_22350819.jpg

薄暗い林、大きな苔むした岩の上に3株あった。1株だけで咲いていた。お盆に咲きそろいそう。

e0091879_22352398.jpg
木漏れ日が陽が差していた。弱めにストロボを発光させた。


e0091879_22443720.jpg
林の中で見るとぞくぞくするほど上品。色も良い。

e0091879_22355305.jpg
宍道湖の花火。右側に同じような形の花火が並ぶ。間が開くので一つだけにした。松江城がちょこっと見える。






by konno_noboru | 2017-08-10 22:48 | Comments(2)

山に暮らせば

2017/08/01 昨夜、市内で夜の講座があり、サギソウの確認に寄り道をした。2カ所見たが1株だけ咲いている場所と3株咲いているのを見た。まだほとんどが蕾で10日ころがピークかも。

 今朝は同じ文化センターの朝の講座。市内に泊まり、午前9時に三段峡入り口に集合。長渕橋から黒渕までの2.7㎞を歩く。4月に同じコースを歩いたとき夏エビネが数株あったので花が咲いているのではないかと期待してきた。残念ながら花はすべて蕾で、これも10日ころになりそう。イワタバコは咲き始めたばかり。長渕橋から1.5㎞付近でウスキキヌガサタケがあった。少し遅かったようでマントの部分が少し傷み、バランスも悪かったが、初めて見たという仲間もいて盛り上がった。
 渓谷なので直射日光もなくとても涼しい。追い越していくのはほとんどアメリカ系の外国人。若い娘は短パンだ。外国人は黒渕からさらに水梨方面に行きたかったらしいが、黒渕~水梨間の一部で遊歩道の崩落があり通り抜けは出来ない。通行止めの標識の前で3組の外国人は「引き返すしかないのか」と言った。残念ながら!

 弁当は黒渕の河原。食後にコーヒー。とてもおいしいコーヒーで2㍑入りのペットボトルに水を入れてきた仲間が入れてくれた。「水はいっぱいあるじゃないですか。重かったのに」と言って皆を笑わせた。




e0091879_00423777.jpg

ウスキキヌガサタケ


e0091879_00433653.jpg

イワタバコ


e0091879_00435460.jpg
黒渕の渡し船。乗客は2組の外国人カップル。遊歩道から声を掛けると笑いながら手を振ってくれた




e0091879_00441578.jpg
サギソウ

e0091879_09380234.jpg

夕立が来たので濡れていた


e0091879_00444268.jpg

菜園の収穫。キュウリが終了。茄子は豊作。キャベツは虫も付かず良好。トマトはこれから。後方はトウモロコシ、枝豆。手入れしなかったので雑草がいっぱい。



by konno_noboru | 2017-08-02 00:58 | Comments(1)