山に暮らせば

2017/09/26 25、26日と益田市吉賀町の彼岸花撮影。花の咲き具合はベスト。レンズは24~105㍉と24㍉の2本。ここでは望遠レンズは使わない。撮り慣れた場所でもあり反って難しい。陽が差し込んでさらに難しくする。午前中で彼岸花撮影は終わり、岩国市錦町宇佐郷に住む塾の仲間があんこ寿司(角寿司)を用意してくれていて、仲間でご馳走になった。昼食後は寂地峡近くの宇佐八幡宮へ。現役時代に訪れたことがあり、樹齢900年の見事な杉の記憶があった。昔を思い出そうとするが大きな杉のことしか思い出せないまま、歩き回る。


 撮影が終了したときハプニングが起きた。スズメバチが飛んできたので帽子を取って追っ払おうとしたが蜂の方が動きが鋭く頭を刺され、一緒にいた仲間も手を刺された。時間は午後3時半。刺された個所が痛いので近くの谷水で冷やしていた。ほかの仲間が蜂毒によって起きるアナフィラキシーショックのことを知っていて、すぐ病院に行かなければ-と錦町広瀬の錦中央病院に連絡を入れ、2人を病院まで連れて行ってくれた。
 病院に着いたのは4時半。医者は過去に蜂に刺されたことがあるかと聞いた。昨日のことさえ思い出せない高齢者、大人になってからは刺された記憶はないと応えた。刺されてから1時間近く経過していたので反応の早い蜂毒アレルギーはないと判断したようだった。「経過を見る必要があるので6時半まで安静に」と言った。看護師が頭の刺された個所に薬を塗ってくれる。2個所も刺されてますね、と言った。手を刺された仲間と6時を過ぎるのを待った。気遣って待っていてくれた仲間はそれぞれ帰って行った。家に帰り、痛み止めの薬を飲んで眠る。


 そしてきょうも吉賀町の彼岸花撮影。合間を縫って昨日、保険証を持っていなかったので病院へ。「痛みやかゆみが数日残りますが、大丈夫です。良かったですね」と看護師が笑った。



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日陰の花だけを狙う。花が絡み合って咲くのは好きではないと皆には話すが、他に良いカットもないので仕方ないか。



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日陰に咲く花と陽が当たる場所に狙いをつけたが…。やはりこの花の撮影も難しい。


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宇佐八幡宮



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杉の下に大きなキノコがあった。名は知らない。




23日、芸北・亀山神社の秋祭り乙九日炎の祭典。今年は大松明の練り回しは境内ではなく特
設広場。練り回しは撮影しないで見ていた。


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武者行列







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御神幸




# by konno_noboru | 2017-09-27 03:51 | Comments(5)

山に暮らせば

2017/09/21  午後11時、ちょっと試したい古いレンズがあるので鍵を開けて外に出る。星が見えない。防犯灯がにじんで見えるのは霧のせいだ。明日は掛頭山は雲海が見えるかも。
 2日前、大規模農道を走って市内に行く途中、旧町名で言えば芸北町と豊平町境の石見路トンネルは濃い霧。ゆっくり走りトンネルを出て車を止めた。旧豊平町琴谷が霧の下にあった。たっぷり時間があれば龍頭山に車を走らせるのだがその余裕はない。簡単に撮影して山道を下る。市内での写真講座を終えて芸北に戻る。
 
 きょうは少し気分的にも余裕が出来たし、白いカラスがいると言う情報も気になるし、彼岸花の咲き具合も気になった。車に乗せてもらい芸北・高野の彼岸花を見る。ほとんど蕾で稲刈りも終わっていない。週末が稲刈りかもしれない。白いカラスはサイオトスキー場の近くにいるらしいのだが、すぐに見つかるものではない。時計を見ると午後5時。歩いて帰る、と言って下車。2時間も歩けば帰れるはず。いつも歩くコースとは違って面白い。長沢のしだれ桜を遠目に見て国道186に出る。トラックも乗用車も高速で走る。歩道がないところが多い。車の風圧と音がちょっと怖い。
 国道を離れていつもの道の戻った時、空があかね色に染まった。道路沿いにバラが咲いているのは知っていた。走った。間に合った。


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トンネルを抜けると広い駐車場がある。時間的にもう少し早ければもっと濃い霧だったかもしれない。写真には写っていないが左に龍頭山がある。

                              
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散歩の途中であかね色の空になった。手前に何かを写し込みたいと思い農家の家の前にあったバラを入れた。左に光っているのは滝山川だが、予想通り川とは見えず道路と思われそう。

                                    

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「まだ咲いとらんよ」と言われた。それでも道路脇にある花を選んだ。曇り空で西向きだったのでストロボを発光した。




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キツリフネ。いつもとは違う道を歩いていて見つけた。たくさん咲いていたのは農家の裏手、川に近いところだった。薄暗い感じだったのでこれもストロボを発光した。


# by konno_noboru | 2017-09-22 00:50 | Comments(1)

山に暮らせば

2017/09/16  夜には玄関の鍵はかけなさいよ、と家人に電話で忠告される。市内に出る時以外は夜でも鍵はかけなかったが、施錠しなければならない状況になった。
 8月の終わりころからコンポスター(堆肥を作る容器)の蓋が飛んでいたのでクマが近くに来ていることは解っていた。今月初め、近くの民家の裏山に仕掛けたクマ捕獲用の檻に2頭入ったという情報も得ていたが、コンポスターの蓋が飛んだ日とずれがあるような気がしていた。
 10日前、夕食用の秋刀魚を焼いていたとき、玄関灯がついた。来客かと思いのぞいたら、ガラス扉に寄りかかるようにクマが立ち上がった。玄関灯に照らされているので胸の白い月の輪が見えた。子グマではない。クマが手を掛けたまま横に動けば戸は開く。カメラ! と思ったがその夜に限ってカメラは翌日の撮影のためにすべて車の中。2階に上がりサーチライトでクマを見る。車のバックミラーを持つように立ち上がり、こちらを見た。そしてゆっくりとサーチライトの中から消えた。以後、2回現れたが、ここ1週間侵入の形跡はない。台風が来るので野外に設置していたクマ撮影用の機材を撤収した。当然、今夜も鍵は掛けた。

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撮影日は8日夜。明るく見えるが防犯灯とストロボ3灯での明るさ。この日の後、もう一度カメラの前に出てきたが、身体の半分しか写っていなかった。シャッターが切れるタイミングが遅かったのだ。無人カメラなのでこちらの意図は入らない。シャッターはクマが切っているようなもの。タイミングが合わないことが多い。



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  雨の日のブナ林。現役時代から霧の苅尾(臥龍山)に登った。青みがかった霧の中に吸い込まれ畏怖の念を抱いた。それは一人で山に入った時にだけ感じる自衛のための研ぎ澄まされた感覚、そこから「山の神」とか「精霊」といった言葉が身体の中を駆け巡る。苅尾(臥龍山)は自分にとっては「精霊の山」。かけがえのない山だ。



 メタボ解消のため週3~4回1時間半ほどコンデジを持って歩く。コースで撮る花の数も結構ある。塾もあったので八幡界隈も2度歩いた。紅蕎麦が人気で観光バスもやってくる。カメラマンも多い。



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アケボノソウ


 
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トリカブト

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    トリカブト


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オオバショウマ



# by konno_noboru | 2017-09-17 02:51 | Comments(4)

山に暮らせば

2017/09/05   散歩コースにあるシラヒゲソウの花の数もさらに増えた。萩は咲き誇って満開。稲も黄色く色づき、刈り取りも始まった。芸北の短い秋。きょう、久しぶりに苅尾(臥龍山)山麓を歩いた。霧が出て山は見えなかったが、風は柔らかく汗も出ない。広い丘に咲くマツムシソウが風に揺れる。知人宅近くの湿原に行ったが夏の名残のサギソウが数本咲き、サワギキョウももう終わりの時期が近かった。
 夏の暑さから涼しさが心地良いと思う間もなく夜具を冬用に変えた。10日に一度、冷えたなと思う夜がくれば次は1週間に一度、そして次第に間隔が狭まり秋は通り過ぎていく。

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苅尾(臥龍山)山麓。小高い丘。マツムシソウが風に揺れる。山は雲がかかって見えない。



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八幡・大歳神社界隈。稲も実った。間もなく稲刈りだ。



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少なくなったハデ干し。天日で乾かせばおいしい米になる。



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シラヒゲソウ。開いた花の数も増えた。何度見てもこの花の造形美に驚かされる。

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マルバノホロシ。真っ赤な実もあったからもう終盤かも。


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アケボノソウ。気の早いのが一輪だけ咲いていた。他は当分咲きそうもない小さな蕾だ。



 11月18日から9日間、千代田のギャラリー「森」で個展を開くことになった。2011年に芸北生活10年記念写真展「山に暮らせば」を開催した。その続編15年記念写真展パートⅡである。
 安芸高田のギャラリー「四季の里」で15年展を開きましょうとお誘いをもらったがお断りした。芸北写真塾写真展も2004年から年1回「森」で開催させてもらっている。他所に変わることはあり得ない。「森」に固執する理由を塾の人たちからも聞かれることがある。それぞれの作品・作家を大切にしてくれるということもあるが、最大の理由を明解にしてもらった一文がある。これにつきると思っている。

 shimazukuさんのブログ「半農半× -へそ曲がり残日録」の2015年4月20日に記された「和紙を使った写真展」から引用させてもらった。
 ギャラリー「森」は、地元の石井誠治さんの発想で30年ほど前に開設された。彼が企画し、展示し、照明を担当する。実にユニークなギャラリーである。

 「森」がオープンして間もないころ、報道部の記者だったshimazukuさんに石井誠治さんを紹介してもらった。そして現役の報道カメラマンだった時に個展を開かせてもらっている。「森」で開く3回目の個展、これが最後。写真を選んでいるが10年展をしているので、それ以降の作品となるとちょっと厳しい。どう展開するか頭が痛い。


# by konno_noboru | 2017-09-06 02:08 | Comments(2)

山に暮らせば

2017/08/30 【その2】 平位剛先生のことをブログに上げてすっきりしようと書いたが、アップするのに逡巡した。書いている間に先生が著された2冊の本を見たりしながらだったので時間が過ぎ、眠れなくなった。 いつも通りで良いと思い直し、超深夜、きょう撮った写真を見る。
 
 きょう、久しぶりに近くを1時間半かけて歩く。ポケットに入るコンデジ1つ。
 念入りに見るのは花よりも田圃。少し前になるが我が家の前、部屋から10mのところにクマが侵入し、稲を食べた跡があった。クマを目撃していないのだが、田圃に作ったクマ棚のように稲を倒しているのはイノシシとは違う。決定的な状況証拠は足跡がいくつもついていたこと。塾の仲間も来るのでまたクマが出たと言えば何となく不安に思うだろう。裏山に入っても「ここはクマは来ないでしょ」と聞く。
 今朝、気になったのは電柵や鉄柵できっちり防御されている内側にあるコンポスター(堆肥を作る容器)の蓋が飛んでいたこと。クマは近くにいるらしいのだが、姿は見ない。夜に侵入するのだろうか。
 どこの田圃も侵入された形跡はない。捕獲の檻にも入らない。近くにある栗の木の実が次第に大きくなった。稲刈りが終わるまでクマもイノシシも出没しないことを望むだけ。

 花もしっかり見ておかなければならない。シラヒゲソウは我が家近くで咲いている。ツルリンドウもある。キツリフネは咲き始めたばかり。背が高くなったトリカブトはまだ小さい蕾。風が柔らかく涼しくなったがきょうは暑かった。
 汗をかいたのでシャワーを浴びていると呼び鈴が鳴る。ちょっと待ってと大声を出しても鳴り続ける。大急ぎで玄関に出る。車は島根ナンバー。年齢は私より上、80歳を越えているかどうか。
 「浜田へ行こう思うたが、道に迷った。車があるので誰かおるじゃろう思うて寄った」
 「どこから来たん?」
 「益田」
 「益田なら9号線を走ればすぐのはず」。会話もこの辺りからかみ合わない。
 国道186号線が県境の波佐で7月豪雨のため道路が崩れて通行止めなのだ。迂回路の案内表示が確かに解りにくい。迷うだろうなと思う。何とか解ってもらえたようだ。汗が噴き出した。再びシャワー。



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クマは右の方から侵入した。ほぼ円形に稲が倒れる

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きれいに折りたたんで倒し、座って稲を食べる


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田圃に残ったクマの足痕。サイズから想像するとあまり大きくはなさそうだ




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         家から近いところにもあるシラヒゲソウ。花のサイズがまだ小さい。


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ツルリンドウ

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 サワギキョウ




# by konno_noboru | 2017-08-31 02:55 | Comments(1)

山に暮らせば

2017/08/30  【その1】夏の終わりに悲しい出来事が2つ。20年近くお世話になった平位剛先生が亡くなられたこと。平位先生の死は認めたくないといった気持ちだった。
もう1つは日本山岳会広島支部の3人が北海道・幌尻岳で亡くなるという事故。
 日本山岳会広島支部が出来たのは1998年、初代支部長が平位剛先生。平位先生は1969年広島大学医学部山岳会のアフガニスタン・西部カラコルム学術調査隊長。調査隊の中に現在の支部長・八幡浩先生もおられた。幌尻岳事故のニュースの中で苦渋の会見をしていたのが八幡先生だった。

 もう1つはワハーン回廊(アフガニスタンの東北部、北にタジキスタン、東に中国、南にパキスタン、インドに囲まれた盲腸のような形をした地域)紀行と写真集(ブログ2015年3月15日を参照ください)と2冊の本を出された平位剛先生の訃報だった。
 
 先生に個人的にお会いしたのは山岳会広島支部の立ち上げの翌年、1999年夏。職場だった中国新聞写真部に訪ねてこられた。先生は1999年から2011年の夏、ワハーン回廊へ計8回単独行されたが、帰国後のフィルムや画像データ処理はすべて任せてもらった。
 2000年夏、ワハーン回廊に行かれる前だったので撮影機材点検だった。そのとき言った「撮影された写真は見せてください」と言った一言が後の15年を可愛がってもえた原点だった。

 2000年夏の帰国後、現像の上がったポジフィルムを見て驚いた。ワハーン回廊とはアフガニスタンの東北部、北にタジキスタン、東に中国、南にパキスタン、インドに囲まれた盲腸のような形をした地域で全域を歩いたのは日本人では平位先生以外には知らない。入域するにはパキスタン→アフガニスタンから入るのだが、それさえ難しいのだ。
 私もたまたまパキスタン→アフガニスタンを取材した経験があったので厳しい自然の中で暮らす人々の生き生きした姿を撮影することの難しさは知っていた。
 「良い写真です。写真展をやりましょう」と先生に話し当時、八丁堀にあったINAX(イナックス)のギャラリーに話を持ち込み、突然の飛び込みなのに信じられないほどの対応をしてもらい1ヶ月間写真展を開かせてもらった。
 そして2003年に「禁断のアフガニスタン・パミール紀行」、2015年に写真集「ワハーン回廊」を出版へ続いた。
 先生は2冊目の写真集の色校正が出版社から届いた2015年2月7日の前日に倒れられて、お気に入りだった少女グルちゃんの表紙の完成本を手にすることなく今月24日、亡くなられた。

 1冊の本に作るのに5年以上費やしたのですから完成したらバンザイしましょう、との約束は果たせなかったですが
 先生ありがとうございました。ご冥福を祈ります。

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ワーハンでの取材で必ず被っておられた白い帽子。旧海軍艦内帽でしょうか。写真を見るたびに手放されなかった理由をさまざま想像します。



# by konno_noboru | 2017-08-31 02:31 | Comments(1)

山に暮らせば

2017/08/23  きょうは山で転倒した名残で右脇腹辺りが痛いので静かに高校野球の優勝戦をTV観戦。広陵は残念だった。  

  昨日、火曜会のメンバーと立烏帽子山を目指した。寄り道もしたが昼前に熊野神社に到着。昼食は立烏帽子山の避難小屋(東屋)で取ることにしているので、神社から竜王山に登るルートにある那智の滝まで行くことにした。小降りだった雨が時々激しく降り、雷が真上で鳴る。雨合羽はカープの試合を見に行った時に買った真っ赤なポンチョ。これが軽くて目立つし、優れものだ。二宮、三の宮で空模様を眺めながら休んで登り800m先の滝へ向かう。那智の滝は川幅が狭く水量が多いとは言えないが、落差はかなりのもの。写真を撮り始めると強烈な雨が降り出した。葉を叩く雨の音と赤いポンチョに叩きつける雨の音が滝の音を消すほどだ。急いで下山。
 登山道は雨で滑る。案の定途中で転倒。うーんと言ったたまま立ち上がれない。仲間が1台のカメラを持ってくれたが、もう1台は尻餅をついて転んだ時に背中の下だった。カメラで背中を強打して息が出来なかった。肋骨より下だったので骨に異常はなさそう。ゆっくり下山。泥にまみれたカメラを山水できれいに拭いて立烏帽子山へ。残念ながら雷と霧で視界がきかないので池の段まで足を伸ばすことは断念した。

 帰途、ヒゴタイのある慶雲寺へ寄る。南を望めばかんな残丘が点在する。絶滅危惧種のヒゴタイを守る会会長は藤原群三さん。藤原さんは私が尊敬する比婆科学の中村慎吾先生の同級生。中村先生は最初にヒゴタイを教えてくださった植物学の権威。かんな残丘のことを教えてくれたのは同じ時期に新聞記者でたたら製鉄をライフワークの1つにするブログ半農半×-へそ曲がり残日録の shimazukuさん。慶雲寺の前に立ち30年近く毎年1月にお会いする中村先生、shimazukuさんとの因縁を感じた。


                                       

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庄原市西城町熊野の熊野神社から竜王山に登る途中にある那智の滝




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那智の滝の滝口から中段にかけての部分




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陽が差して明るかったのに大粒の雨が降り出して木々の葉を叩く。シャッタースピードを緩めると風で揺れる葉が止まらずぶれるのでシャッターを早めに切ったがやはり解りづらかった。白いゴマのようなものが雨粒




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登山道脇の大きなぶなの幹に雨は筋になって流れ落ちる。



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慶雲寺の前から眺める。かんな残丘がいくつか見える。



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ヒゴタイは今までたくさん撮ってきたが花1つをしっかり見なかったので最接近した。とてもきれいだった。


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花を一つにすべきかたくさんあった方が良いのか-。




# by konno_noboru | 2017-08-23 17:47 | Comments(6)

山に暮らせば

2017/08/20 久しぶりに醍醐で昼食。料理人の姿が見えて皿に盛り付けされていく献立。その間黙って雑誌を見ながら待つ。単身赴任の身には料理の味も雰囲気も我が家で食べる感覚になる。ゆっくり食べていつも完食。午後1時過ぎ、散歩の気分で三段峡へ。水梨~三段滝までを歩くのだが、負荷をかけるためカメラ2台、レンズ5本と2㍑入りのお茶を入れたリュックを背負う。三脚ではなく一脚を杖代わりに歩く。涼しい渓谷を歩くので人は多い。さっさと歩く身軽な人たちに道を譲りながら歩く。三段滝で汗びっしょりのTシャツを交換。
 花は前回通りナツエビネとミヤマウズラを撮影。3時間歩き駐車場。自宅に帰る間にワルナス、コオニユリ、咲き始めたキツリフネを撮る。


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10日前に行った時はまだ蕾が多かったがほとんど咲きそろっていた。


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今まで見なかったところで見かけた1株。


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小さな岩の棚に1株だけ残っていた

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一輪だけ咲いていたキツリフネ


 家に帰りスズメバチが巣をかけているので早めに始末した方が良いと言われていたのを思い出し処理にかかる。毎年巣をかける母屋の2階相当部分。スズメバチ用のスプレーでは殺虫剤が届かないのでハシゴを掛ける。厚めのポンチョに防虫ネットを被りソフトボール大の巣に向けて殺虫剤噴射。
 孫の捕虫網の柄をパイプを繋いで長くして巣を覆い、取る。

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まだソフトボール大だったので蜂の数も少なく、処理は早くできた。



18日 芸北写真くらぶの例会。午前中は撮影。先月、私の体調不良から例会を休んだので2か月ぶり。夜の部はバーベキュー。ドラム缶を縦半分に切って作った特製のバーベキューグリル。炭は地元の人が焼いた特製品。シェフが豪快に焼く。地元のトウモロコシ、枝豆、ニンニクなど食べる。火の側にいても9時を過ぎるととても寒い。食べて飲んで午後11時、それぞれお迎えの車が来たので終了。
 

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山はガスがかかっていた。いつもと違う写真が撮りたいと思ったが、ガスの流れが速く思うに任せない。



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マツムシソウも咲き始めた。山の風も少し冷たくなった。





# by konno_noboru | 2017-08-21 01:38 | Comments(2)

山に暮らせば


2017/08/12  今年5月のわれわれの写真展に出品された赤い人の形をした花「まねきぐさ」が夏に咲くと聞いていた。撮影者と仲間で帝釈峡に出かけた。草丈は低く、一人で行けば見つからないほど小さかった。時期的にはまだ早かったらしく、花数は少なかった。近くにさらに小さな形の面白いハグロソウもあった。きょうの目的は達したが、時間が余ることは解っていたので西城の熊野神社を経由して立烏帽子山へ。途中でシデシャジン、ヒオウギ、カリガネソウを撮る。
 立烏帽子山はガスがかかり、雨も降りそうだった。秋には真っ赤に紅葉するホツツジの白い花を見たが、15日ころが満開かも。さすが夏休み、子供も登ってきた。汗もかかない涼しい山だった。
 帰りに三河内の慶雲寺でヒゴタイを見る。
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マネキグサ。湿った谷筋で咲いていた。小さいので案内してもらわないととても見つけられない。



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ハグロソウ。この花も小さく転々と咲いていた。



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イヨフウロ




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カリガネソウ。


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立烏帽子山のホツツジも半分くらい咲いていた。



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ホツツジの花


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ヒゴタイ



# by konno_noboru | 2017-08-13 01:18 | Comments(6)

山に暮らせば

2017/08/10  3日に帰省した孫が昨日東京に戻った。広島にいる孫2人と合わせて4人。12才、10才、8才のパワーに圧倒された。
 5日が土曜会だったので、宍道湖の花火大会へ。片道150㎞、高速道を走るので気分的には楽だった。撮影場所は昨年と同じ宍道湖を挟んで国宝・松江城が正面になる位置。打ち上げの船台は2カ所。2つの間が狭くなるところに行きたいのだが、帰りに渋滞に巻き込まれることになるので我慢。打ち上げは午後8時から9時まで。終了次第急いで高速道に乗る。とんぼ返りだ。

 昨日、眼科で注射。今朝芸北に戻る途中、三段峡による。8日にも長渕から黒渕まで歩いていたので水梨から三段滝まで歩く。きょうは少し蒸し暑さが気になった。
 イワタバコ、深山ウズラは黒渕までのコースが多い。ナツエビネにはまだ少し早いと思ったが、2カ所で咲いていた。今年は草丈が高く、なかなか見つからなかった。林の中は暗く、ストロボを発光しなくてはならない場所もあった。虫除けは必需品。

 カープはサヨナラ負け。こちらは戦意喪失だ。

 

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薄暗い林、大きな苔むした岩の上に3株あった。1株だけで咲いていた。お盆に咲きそろいそう。

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木漏れ日が陽が差していた。弱めにストロボを発光させた。


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林の中で見るとぞくぞくするほど上品。色も良い。

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宍道湖の花火。右側に同じような形の花火が並ぶ。間が開くので一つだけにした。松江城がちょこっと見える。






# by konno_noboru | 2017-08-10 22:48 | Comments(2)