山に暮らせば

2017/06/04  裏山のバイカツツジが咲いた。イチヤクソウは蕾。蕾が大きくなっていたキンラン2本が摘み取られた。ブッポウソウは抱卵しているのではないかと思えるのだが-。きょうはさっぱり鳴かない。
 土曜日、西城町のクロカンパークに行く。スズラン、キンラン、ササバギンラン、エビネなど見る。大阪から来たのだろうか企業の陸上部の人たちがトレーニング中だった。走り回っていたアスリートが近くの鉄棒にぶら下がり軽々と懸垂をしていた。食事を終えて、我々10人も挑戦。ぶら下がったのは良いが肘がほんの少し曲がる程度しか上がらない。歳を取ると言うことはこういうことかと思った。みんな「昔は簡単に出来たのに」と言う。何とかけクリア出来たのはやはり一番若い人だった。



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                             ササバギンラン 西城町クロカンパーク

                              

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キンラン


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キエビネ


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スズラン


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芸北 バイカツツジ


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給餌。これ以降、1羽しか見られない。抱卵中か?



# by konno_noboru | 2017-06-05 14:17 | Comments(3)

山に暮らせば

2017/06/01 昨日、夕方から激しい雨が降った。側を流れる滝山川が一気に増水し濁流になった。山から流れ込む水なので、はじめは茶色に濁るが数時間で青みを帯びた笹濁り程度になる。
 きょうも夕方、スマホで北広島町に雨雲が近づくと予報が入った。間もなく雷の音が聞こえ、雨が激しく降り出した。菜園の野菜が水不足だったので恵みの雨だが2日の土砂降りは恵まれすぎだった。 
 雑用が多いが菜園の手入れ。サツマイモが枯れるかもしれない。枝豆が芽を出した。トウモロコシは???

 ブッポウソウが朝早くから鳴くのでこちらも早起き。見ているとまだ卵は産んでいないようだ。何となく小さく見えるのが雌らしく、何度もエサをもらっている。求愛給餌と言うよりも親が雛にエサを与えているような感じ。菜園に下りて砂を食べている。食べたものを消化するためにある砂嚢(さのう)に蓄えるのだろうか? 光線具合によって様々な色に見える美しさは素晴らしい。
 雨に濡れながら十字架の横木に止まる。ブッポウソウもフクロウと同じように首が一回転するのを見てびっくり。後ろ姿のはずなのに顔はキッチリこちらを見てる。カメラ位置に気づいたか! 
 ブッポウソウの巣を使っていたシジュウカラは巣がなくなったので近所にある小さな巣箱をもらって掛けた。使ってくれるかどうか心配だったが、懸命に巣材を運んでいる。



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左がオスらしい。トンボを加えている。口移しでメス与える。同じ場所で給餌をするのではないのだが、オスは健気なもんだ。ネムノキも若葉が出てきた。間もなく鳥は葉に隠れて見えなくなるだろう。

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大きな木の枝から菜園に下りてきて砂を食べる。2回見たが、同じ鳥かどうかは不明。


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雨が激しく降った後、小降りになると羽をぬらした1羽が戻ってきた。後ろ向きなのに顔はこちら向きだ。


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エサを運ぶオス。巣箱はシジュウカラのもの。ブッポウソウの巣は少し離れた所にあるのだが、自分たちの巣に帰る前の中継地にしている。


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巣箱に巣材を運ぶシジュウカラ。飛んでいるのだが、羽を閉じて着地体勢。ブッポウソウと大きさを比べればこちらは小さい。

 


# by konno_noboru | 2017-06-01 23:52 | Comments(4)

山に暮らせば

2017/05/28  日曜日の昼食は「醍醐」。昔流で言えばお袋の味。きょうは地元の山菜天ぷらが加わる。食後のコーヒーを飲み八幡経由で帰る。
 途中で聖湖キャンプ場に寄り、ハルリンドウとサラサドウダンを撮る。キャンプ場には沢山のテントが並ぶ。昔のテントとは違う。きょうの朝刊にソロキャンプの記事があった。ここ聖湖は完全にファミリーキャンプ。子供たちの声がさわやかだ。大歳神社も寄った。
 
 暑いので夕方までカープの試合をTV観戦。その後、菜園へ。キャベツの苗12本を植えたり、先に植えていたキュウリなどに散水。ブッポウソウがギーッと鳴いたので作業は中止。卵はまだ産んでいないのだろうか。
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聖湖キャンプ場のサラサドウダン。花が咲いているすぐ後ろで外国人を交えたキャンパーがこちらを見て手を振り笑っていた。



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ハルリンドウ。この花は小さく寝転ばないと撮れない。


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快晴だったので大歳神社も寄った。きれいに草刈りされた畦にひとかたまり残っていた。



ブッポウソウ きょうの1枚

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十字に組んだ木に左右に分かれて止まった。木の高さは5m。2階から撮影しているので目線の高さになる。






# by konno_noboru | 2017-05-28 23:45 | Comments(1)

山に暮らせば

2017/05/27 

shimazukuさん 横着な考えからスタートしたのですが、結果的には面白いことに気づきました。これまで巣箱はいつも目線より高い位置にあり、鳥も見上げる形でした。巣箱を俯瞰する絵柄を考えたことがなかったのです。光線によって複雑に変わる羽の色、嘴の先端にちょっとだけ黒い色があることも確認できました。一昨日、卵を産んだのでしょう。全く鳴き声がしなくなり、何処かに逃げたかと不安になるほどでした。


井上さん  一昨日からとても静かです。巣箱の中は見えないので20日間は時折、鳥を眺めるだけになるでしょう。雛が孵化すれば忙しくなるでしょう。静かに菜園の手入れをしながら待ちます。


Dさん 巣箱は昨年から掛けていました。ブッポウソウが来ないだろうから、場所と柱を変えようと思っていました。鳥が早く来てくれたのが幸運でした。


umiko0さん  最近、現役時代に撮れていたら良かったのに…と野生の生き物を撮るたびに思います。歳を取って殺気がなくなりブッポウソウなどの警戒心が薄れて撮れるようになったのでしょう。野外で撮影用のテントを張って撮るのに比べたら楽ですが、四六時中神経を研ぎ澄ませているのはしんどいものです。抱卵中のようなので少し静かです。こちらも小休止です。

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今回の撮影は2階の部屋から行っています。鳥の警戒心を起こさせないよう窓には住宅の目隠し用のリーフラティスをはり、レンズがのぞく穴を開けています。手前のレンズが400㍉、後方のレンズが600㍉(300㍉×2)。手前のカメラはリモートコントローラーをつけ、後方のカメラのファインダーを見ながら2台同時に作動させ
ます。

                                 きょうの1枚

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十字架のてっぺんでじっとしていた。撮影は午後6時37分


# by konno_noboru | 2017-05-27 23:24 | Comments(2)

山に暮らせば

2017/05/26  その2
 ブッポウソウ報告 NO.2 ギーッ、ギーッと鳴く声が少し異常だった。部屋にいても鳴き声で解る。何度か呼び交わした後、オスがやって来た。虫をくわえていた。口移しに虫を渡した。求愛給餌だ。
 我が家の巣箱にブッポウソウは来ないと言われていた。①柱が低い ②木の柱は蛇が来るので良くない ③電線がないので止まるところがない-など。
 ③の電線など高い見通しのきく場所兼最終的に止まる場所がないと言うことは致命的なのかもしれないと納得できた。大急ぎで田圃の近くに昔使用していた稻ハデ用の柱を借り、横木をつけてのっぽの十字架を立てた。作戦は成功、ブッポウソウは今朝から止まった。虫を加えてきて、巣箱に首を突っ込む。雛にエサをやるのと同じ動作だ。中にいるのは、きょう卵を産んだメスだろうか。抱卵期間は20~25日くらい。巣立ちは2015年が7月24日、昨年が7月21日だった。今年は1か月も早いのだが…。

 ブッポウソウに比重をかけるか菜園をメーンにするか悩みどころ。鳥の動きが少ない時間帯にキュウリ、トマト、ナス、サツマイモ、枝豆の苗を植えた。鳥を刺激するのは良くないので植え付け時期を考えなければならない。トウモロコシも植えたいし葉菜類も植えたいが当分は模様眺めといったところだ。雛の鳴き声が聞こえるようになれば、こちらもエンジン全開で野菜を作ろう。




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ブッポウソウ。見通しの良いまだあまり若葉が出ないネムノキに止まった。巣箱を挟んで反対側にもよく止まるネムノキがある。


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声はいまいちだがとてもきれいな鳥で見間違えることはない。



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求愛給餌。オス(手前)がメスにエサを進呈。乗っている巣箱はシジュウカラ用だが、巣箱に帰る時の中継に使っている。


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巣箱にいるのはメスだろう。上にいるオスがエサを運んできては雛に与えるように与えていた。


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稻ハデ用の木に横木をくくりつけ十字架にして立てた。ブッポウソウはてっぺんに止まったり横木に止まったりして周辺を見ていた。




# by konno_noboru | 2017-05-26 19:36 | Comments(4)