山に暮らせば

2007.08.17  少し長く休んだのでその間に撮っていた花。ミヤマウズラは蕾の時から通ったが、日を追って蕾が大きくなる。6本あった花の1本が途中から折れていた。崖の棚にあるので石か枯れ枝でも落ちてきたのだろうか。少しずつ開いた花を見るとやはり嬉しい。
 サギソウも咲き始めた。オオマルバノホロシは好きな花。紫色系の花が好きだ。

 他にキキョウ、サワギキョウ、オオナンバンギセル、コオニユリなども咲いていました。
 

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ミヤマウズラ。6本並んでいた
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ミヤマウズラも野生ラン。花が開けばランの特徴が出る
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サギソウ

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オオマルバノホロシ。赤い実もきれいだ

# by konno_noboru | 2007-08-18 01:02 | Comments(7)

山に暮らせば

2007.08.17 さすがに芸北・八幡も暑かった。暑かったが、夜はやはり涼しい。ただ気になったのは風が強い日が続いたので、穂の出はじめた稲に影響がなかったかどうか心配。
 
 お盆は久しぶりにのんびり孫と遊んだ。ストレスが吹っ飛ぶほど笑わされたり、心臓に悪いほどドキッとさせられたりしたが、魅力的な時間が過ごせた。

 いろいろ歩いたが結果的に撮影行は近場で済ませた感じ。今年は睡蓮に挑戦しようと少し頑張った。しかし、絵コンテを描いてはいたが、なかなか思い通りには行かない。
 夜はペルセウス流星群を見ようと大歳神社近くで2日ほど過ごした。星は流れるのだが、レンズが向いた方角ではないところで尾を引いて流れる。道路に座り込んだり、寝ころんだりして満天の星を眺める。道路が昼間の猛暑で暖かくなっていて、快適だった。
 雲月山にも2~3度登った。空の色、風の柔らかさは秋を感じさせてくれた。
 千町原も夏と秋のせめぎ合いの時期。間もなくススキの原に変わる。

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少し目線が低かったかも

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赤い花より少し目線を高くしてみた

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道路に寝ころんで満天の星を見るのは格別。掛頭山山頂でも楽しめる。

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雲月山初秋といったところか

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千町原のオオハンゴンソウ。草丈は1m以上。草が円形に倒れたクマが寝たのかなと想像させるところが3カ所もあった

# by konno_noboru | 2007-08-17 23:08 | Comments(5)

山に暮らせば

2007.07.31 31日といってももう1日の午前4時。近所の人たちは間もなく起床。一人でごそごそしていると時間だけが猛スピードで駆け抜けて行き、気づけばいつも午前2時か3時。地元の人はこんな生活をご存じで、午前中に訪ねてこられる方はない。堅気の人間の生活スタイルとは言えない。考えてみれば、ずーっとこんな生活だった気がする。お天道様に合わせた生活をと、田舎暮らしの最初は頑張ったが長続きはしなかった。生来、怠け者なのだ。
 怠け癖をカバーしてくれるのがカメラなのかも知れない。カメラをぶら下げていなければ不安で仕方ない。そして歩き回る。標的を見つける。今回の標的はミサゴ。たぶんミサゴではないかと思われる頭の白い鳥。鷹の仲間で大きさは鳶くらいかなあ。電柱に止まっているのを2回ほど見たので、その場所に行く。2日前、何とか撮れた。樹木ではなく電柱に止まっているのがどうしても撮りたかった。ラッキーといったところ。
 きょうは暑中見舞い用の写真が狙い。満水の聖湖(樽床ダム)から三段峡に下りて三つ滝から竜門方向へ。
 その後、ヒナランを撮影するとき、近くにイワタバコの葉があったので、気になり移動。やっと花が咲き始めた。

 はなまるさん、アサギマダラが撮れて良かったですね。私も見に行きました。2頭(匹)いました。今年は何故か少なかったですね。


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# by konno_noboru | 2007-08-01 04:46 | Comments(4)

山に暮らせば

2007.07.25 芸北・八幡は先週まで天候不順が続きました。広島市内から来られる方が「市内は晴れていたのに、こちらは雨!」と驚かれる日がありました。撮影にも出かけましたが、目指す花が蕾だったり、すでに咲き終えていたりと、良い場面に遭遇することもありませんでした。
 良いこともありました。ウバユリの蕾がとてもきれいなのだということに気づきました。キツネノカミソリも咲きはじめたし、次第に秋の花も目立ってくるでしょう。

 21日には夕方から神楽競演大会に行き、午後11時過ぎまで夢中で撮影しました。旧舞いと新舞いがありましたが、「紅葉狩り」が結構派手で、素敵でした。鬼囃子というのでしょうか独特の太鼓のリズムに心も身体も揺すられる気分は最高です。太鼓のリズムに合わせて、子供たちが身体を揺すっていました。伝統芸能・民俗芸能はこういった形で受け継がれていくのだと子供たちを見ました。素敵な文化が身体にしみこんでいくのだなとうらやましく思いました。
 私は楽器の出来る人と神楽が舞える人は無条件で尊敬しますから、芸北には尊敬する人がいっぱいです。

 1年前の古いブログのページは削除しています。キレンゲショウマはその中の1コマでした。昨年のことは思い出してもむしゃくしゃして、いい気分ではありません。ただ、いい気分でないから削除したのではなく、このブログは30MBという総量規制というのか、制限があります。オーバーさせないための措置ですし、自分自身の1年前の写真を見るのはあまり好きではないのです。もっと良い撮影方法があったのではないかと思い、恥ずかしくなることがあるからです。自分が目指している写真になかなか到達できません。良いのが撮れたと思ってもやはり2番手か3番手です。1番手は永遠に追い求める写真だと思います、


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ウバユリ。こもれ日を受けて優しい緑色でした。
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キツネノカミソリ。ウバユリと同居していました。ウバユリもたくさん並んでいたので、また撮影に出向きます。
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神楽。紅葉狩り。素敵な舞いを見せてもらいました。

# by konno_noboru | 2007-07-26 04:19 | Comments(9)

山に暮らせば

2007.07.11  予期せぬことが起きて、気分的に少しふらついた。前に掲げたものは読んでもらうには長すぎるし、息苦しい話かなとも思った。ただ、自分の中でけじめを付けたい、集さん(八幡の人は親しみを込めてあつむさんと呼ぶ)の死を受け入れなければならないという思いを書いたもの。ご勘弁を。

 集さんの死を知らされたとき、山にいた。前日、スズサイコの蕾を見ていたので確認に行った。少し咲いていた。不思議な魅力のある花。こういった魅力ある花の時はやはり撮影カット数も増える。
 最近ちょっと気になることがある。アサギマダラがほとんどいない。見かけない。風が吹かないから風に乗って移動できないのだろうと、凄く素人っぽい理由を付けて納得するようにしているのだが気になる。ヒヨドリ花が咲きはじめたので早く来ることを願っている。

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スズサイコ
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ジュンサイ
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マタタビ

# by konno_noboru | 2007-07-12 00:24 | Comments(4)

山に暮らせば

児玉さんが「母の丘」と呼んで整備していた畑。電動車で畑の中を動き、
好きな山野草をたくさん植えて、手入れしていた。花を相手にしたときの
児玉さんはいつも嬉しそうだった

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2007.07.11
  一昨日の朝、芸北・八幡の児玉集さんが98歳で亡くなられた。電話で訃報を知り、愕然とした。
 新中国山地の取材を始めたころか、その少し前だったと思うのだが、児玉さんにお会いした。名刺を渡すと、名刺と顔を交互に見ながら「あんた、こういっつあんの息子か?」と聞かれた。「そうです。耕一の息子です」と答えると「そうか耕一さんの息子か」と繰り返した。親父も山が好きだったので芸北にたびたび来ていた。親父の縁で可愛がられ、花の自生地にもたくさん案内してもらった。
 中でも忘れられないのは「キレンゲショウマ」だ。自生地を秘密にする、新聞に場所は書かないという約束でキレンゲショウマの咲いている谷に連れて行ってもらった。そのとき、児玉さんが谷底に転落した。大声で名を呼んで捜しても川の流れ、森の木々のざわめきに震える声はかき消され、手の施しようもなく、じっとして不安と闘った。救助をお願いしに下山しなければならないと思い始めたとき、頭にタオルを巻いたいつものスタイルで、笹の中を上がってこられた。「落ちちゃった」と一言。以来何度か一緒にキレンゲショウマを見に行った。
 ある年、人にはいうなよと言いつつ、児玉さんは花の好きな人を数人つれてきた。道中、倒木の上にマムシがいた。児玉さんは持っていた鎌で一撃、「このマムシは持って帰ろう」といって白いナイロン袋に入れた。谷に下りるのに邪魔になるからと木にかけ、帰りに持って帰る予定だった。ところが、木にかけていたはずのナイロン袋が消えていた。獣か鳥に横取りされたらしい。児玉さんは悔しそうに「あのマムシをレンジでチンして、粉にして食べれば元気が出るはずだったのに」と言った。嘘に違いないが、その時82歳、すこぶる元気だったので、「本当かも知れない」とみんなで笑った。
 元気といっても児玉さんが90歳近くなるとお誘いも出来ず、一緒に行く機会はなくなった。しかし、夏が来るとキレンゲショウマの谷に行き、児玉さんに「今年も咲いていました」と報告するのが楽しみだった。最近は耳がすこし悪くなられて、報告は筆談だったが、いつも嬉しそうに「うちは、もう行かれんけ、見てきたら教えて」と毎年言われた。
 昨年、新聞に連載中の企画「山に暮らせば」でキレンゲショウマと児玉さんの思い出を載せた。児玉さんとの約束で「自生地は秘密」。それを公にするつもりはなかったが、ルートが出来、崖には下りるためのロープが用意されて足跡も多くあった。自生地には立入禁止のロープが張られ保護されていた。ふとこれが秘密の場所なのかという疑問がわいた。
 公開か非公開に触れたときブログが炎上するのではないかと思われるほどの厳しい指摘を受けた。
 児玉さんが亡くなられ、ブログのことも思い出されてキレンゲショウマに対する気持ちが萎えていくのを感じている。花が咲いても、児玉さんには伝えられない。ただ、これから先、夏になりキレンゲショウマが咲くころになると児玉さんを思い出すだろう。同時に私が自生地に行くこともなくなるだろう。私の中にあったキレンゲショウマの物語は「完」なのだ。

# by konno_noboru | 2007-07-11 22:22 | Comments(10)

山に暮らせば

2007.07.07   ある人にブログの更新も良いけど、コメントをくださった方に返事を書くとか、何か反応を示された方が良いのではないですか、と言われた。確かに情報も流しっぱなし、コメントに対しても無反応。ここ2~3日いろいろな方のブログをのぞいてみた。うーん、確かに皆さんは凄い! 出来そうにないなあ、と思いながら、頑張らなければという気にはなってきた。

※ヒナランが咲いていた。30年前、山口市に転勤していたとき、徳地町(現山口市徳地-)の山でヒナランを見つけ、無造作に撮影して最悪の出来だったことを鮮明に覚えている。以来、きれいに撮りたいと願っていたが巡り会うことが出来なかった。ことし知人と一緒に山を歩いて、蕾を付けている小さな花を見つけた。嬉しくなり、現場に日参したが、ほぼ1カ月も咲いてはくれなかった。25年ぶりの再撮影の機会を得て、本当に良かった。
ただ、花のサイズが小さい。ヒナと付いているので小さいのはわかるが、本当に小さい。背丈は10㌢。花は米粒くらい。少しの風でも揺れる。目も若いときとは違って弱っているし、撮影は難しかった。

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岩場にひっそり咲いていた。虫眼鏡がほしいと思うサイズ。本当に小さい。

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小さいながらランですから、特徴は出ています。

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山に咲いていたササユリ。

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ササユリの近くに咲いていたカキラン。

# by konno_noboru | 2007-07-07 23:48 | Comments(9)

山に暮らせば

2007.07.01   もう7月。最近、身体に染みついた季節感が狂ったようで仕方がない。感覚的なものだが、この花はもう咲く時期なのかとか、あの花はまだ咲いているのかとか不思議に思ったり、驚いたりすることが多い。
 アザミにアゲハチョウが舞うのも、ヤマジノホトトギスが咲くのももう少し先でなかったかと言う気がしている。しかし、山野を散策していて嬉しいのは、野花菖蒲がこんなにあったかと思うほど群れて咲いているところを見たり、朱鷺草が増えていることを確認したり、一茎六花のササユリを見に行って近くに一薬草がたくさん散らばっているのを見つけた時など。
  2日前だったか、岩場にピンクの花が咲いているのを見つけた。望遠レンズで覗きながら、ウチョウランではないかと思った。ロープもないので下りて確認できなかったが、ウチョウランに違いないと独り合点してすごく嬉しかった。ロープを持っていけば下りられるが、1人では少し気持ちが悪いかなあ、と引き下がっている。
 
 今朝は何故か早く目が覚めた。最近、ときどき目覚めの良い朝がある。外は雨が降っている。どこかに飛び出して行きたいが、車のエンジンの調子が悪く、「いつ動かなくなってもおかしくない」という自動車屋さんからのお墨付きをもらっているので、じっとしているしかない。きょうは来客歓迎である。


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アザミと黒揚羽。好きな素材です。光線の良い花に止まってくれるのを待ちます。「忍」の一字です。

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イチヤクソウ。あっと驚くほど簡略化された造形美です。花を撮っていて楽しいのは、この非の打ち所のない造形美に出会うときです。
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ホトトギス。まだ出番じゃないでしょ! と言いたい気持ちで撮りました。もう咲く時期なのかなあ。

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ウチョウランではないかと思う花。岩場なので下りられず望遠レンズで撮りました。上にあれば花の形がわかり、良かったのですが下に咲いているので、花を上から見たことになります。

# by konno_noboru | 2007-07-01 11:05 | Comments(9)

山に暮らせば

2007.06.26 更新を1カ月休んで、再開するのに何故かパワーが必要と感じていました。再開後、センリさん、koikeさん、ocarinaさん、UFOさん、floraさんなど多くの方に背中を思い切り押してもらったようなコメントをもらい、少し勢いが付きました。
 さくら・ふみさんにもご心配をおかけしました。Nさんから連絡をもらいました。「初ちゃん」さんがアサギマダラを見て田中一村の絵を思い出したとありました。私も20年くらい前ですかNHKテレビ日曜美術館で一村を見て衝撃を受け、画集を手に入れていました。一村はアカショウビンを描いているし、生き方にも共感するところがあって、機会あるごとに開いてながめていました。今回またまた、開いて納得しました。
 それぞれのハンドルネームを見ながら、存じ上げている方もおられるし、知らない方もおられます。楽しみに見てくださっていることに感謝します。

 1カ月休んだ間に撮り貯めたものがあるだろうから、アップしたらどうかといわれましたが、やはり古いものは止めます。新鮮なものが届けたいと思っています。最近は花の数が増えているので撮影カット数が増えています。特にオオヤマレンゲと小さいラン(蘭)は蕾の時から何度も通っています。オオヤマレンゲは咲き始めましたが、絵になるところの花がなかなか咲かなくて時間を費やしました。前回とダブりますが、オオヤマレンゲを再掲します。
小型のランはつぼみ(蕾)のままです。今週中には咲くでしょうから、咲いたらアップします。

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オオヤマレンゲの蕾です。多くは葉の上に乗っかっています。少しアンダー気味なので、見にくいかも知れませんが、白いのが蕾です。

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葉の上に乗ったままで咲いた花もあります。多くの花は近くになく、撮影するのに距離があるのと撮影場所が狭いので撮りにくいことがあります。撮影しやすい場所にある花が咲くまで待つしかありません。

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花の重さで葉の上からこぼれ落ちるのでしょうか、葉の下に隠れて咲くものがあります。隠れて咲いている方が白がきれいに見えます。

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山頂の岩場に咲きます。きょう(26日)、時々ガスがかかって下界は見えませんでした。

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トキソウ。あるかも知れないと探しに行って見つけるとやはり嬉しいです

# by konno_noboru | 2007-06-27 01:57 | Comments(6)

山に暮らせば

2007.06.22 オオヤマレンゲが咲いた。見事に咲いている。木の数が少ないので花の数も多くはない。咲くタイミングに合わせて数回行くことになる。咲いたときの品の良さはまさに「天女の舞い」である。特に日陰に咲いている花の白さは際だって優雅である。
 この時期に咲く花は他にもあるが、どうも他の花の写真と並べるのは芳しくないと思った。
  新聞社にいたころ5月3、4、5日のフラワーフェスティバルが終わればサンカヨウを見に山に登り、6月はオオヤマレンゲが楽しみだった。7月は小さな蘭をさがし、8月6日の原爆慰霊祭が終わればキレンゲショウマを見に渓谷に入る。サンカヨウ、オオヤマレンゲ、キレンゲショウマが夏を代表する花として記録し続けてきた。
 ただ、最近山に登ると息切れを感じ始めた。体重が増え、リュック1つ余分に背負っているように感じる。体力の衰えるスピードを緩やかにすることを考えなければならない。
 
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オオヤマレンゲは日陰でしっとりと咲くのが似合う。陽が当たれば白が美しく再現できない。
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# by konno_noboru | 2007-06-23 01:48 | Comments(7)