2025/03/23 芸北の春は苅尾(臥龍山)の道開けから始まる。一昨日、8合目まで続く菅原林道の除雪が行われた。今年は久しぶりに2m近い残雪が道を閉ざしていた。削り取られ土が現れ路肩にフキノトウが見えた。 きょう気温は25℃まで上がった。窓の外の雪の溶け方がいつもと違う。田圃の雪が解けると地中に吸い込まれていくのだが、この2日間で一気に溶け珍しく雨後のような水たまりが出来た。近くでは谷急ぎと呼ばれる黄色いマンサクが花を咲かせる。
午後から「安芸太田で待つ」とのお誘いで車を走らせる。撮るものはわかっているが、咲き具合が気になった。15年ほど前、地元のおばあさんが、何処に咲き、咲く時間は正午頃、時間を過ぎ陽が当たらなければ花は閉じると教えてくれた自生地のアズマイチゲを見る。時間は2時15分。花は蕾に戻ったように閉じていたが陽だまりに咲く花だけは数は少なかったが満開だった。亡くなったおばあさんのお墓に新しい花が供えてあった。春のお彼岸だったのだ。
他にホソバナコバイモは咲いていたが、バイカオウレン、ハルトラノオはこれから。
今夜もストーブがいらない。
北西に面した斜面では残雪の多いところで180cmを超える。
久しぶりに見る大雪の苅尾(臥龍山)菅原林道。
林道は雪の壁で狭い。もし車が下ってきたらバックしかない。
上り始めたら50mはバックしなければならない、という覚悟はいる。
木の根元が円くなる根明けを見ると山に春が来ていると感じる。
暖かい陽射しと強い雪は雪は一気に溶けた。荒越しがすんだ田圃の景色だ。
アズマイチゲ。何と言っても春を感じさせてくれる花。
芸北からは東西南北どちらに行こうと標高から言えば下っていくことになる。
この時期、何処へ行くにも春へ進んで行くが益田市や広島市内から戻る時は逆に季節は後戻りする。
いくつかの花に何らかの記憶がある。アズマイチゲは明るいおばあさんの思い出。
ハルトラノオはこれから。
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