山に暮らせば

2025/04/20  14日、講座がある日で午前中、仲間と額装。後は搬入日を待つだけで今回の写真展の最終準備を終え、小田掛(中原)の枝垂れ桜を撮影後解散、市内に出る。苅尾(臥龍山)山頂は薄らと雪、と情報が入る。
 15日はクレドでの講座。芸北は大雪、市内に出ていて正解と写真付きメール。16日は眼科検診。16日付けの新聞を見た。雪を被った苅尾(臥龍山)が見事だった。
 春の大雪を見られなかったのは少し残念。
17日は地元芸北写真くらぶの例会。八幡界隈を歩く。
19日は土曜会の例会。蕾だった芸北の桜が一気に開花したため予定していた東城町の要害桜などの撮影を見送り、芸北桜巡りにした。
 芸北の春は梅も桜も山の辛夷も咲きそろった。周辺の田圃も田植えの準備。水を張られた田圃でカエルも鳴き始めた。今年は雪が多かったから雪が溶け大地が変わると次第に気分も高揚する。
 今日は雨。桜散らしの雨か。雑草がそろって立ち上がる。草刈りが大変になる。菜園の準備。5月中旬になればブッポウソウもやって来る。冬ごもり明けの繁忙期がやって来た。



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高野・大元神社。昨年から目立ち始めた若い桜。まだ幹も細い。
後期高齢者の私よりずっと若いだろう。



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大元神社。桜の周辺には水仙が植えられている。




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正光邸跡。この桜花散らしだったかも知れない花散らしだったかも知れない。



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橋山・大歳神社の枝垂れ。近くで咲く桜も見事だ。




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地久院の枝垂れ。開花してライトアップされた。
風が強かったので枝は大きく揺れた。




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地久院の枝垂れ。天気も良かったので下からあおって見る。




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增田屋の枝垂れ桜。数年前、てっぺんの枝が折れ、半分分けの髪型のようになった。





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水芭蕉。



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通草(あけび)。落石防止の金網に巻き付いている。日当たりも良いので早く咲く。






# by konno_noboru | 2025-04-21 00:45 | Comments(1)

山に暮らせば


2025/04/10  冬用タイヤからノーマルタイヤに交換。自動車屋さんは旧可部線の飯室駅近く。
 帰りは旧可部線戸河内駅まで桜を見ながら走る。


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安芸飯室駅。



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飯室駅近く、太田川沿いに咲いていた枝垂れ桜。




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飯室駅の次の布駅?


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布駅を出て間もなくの民家の桜。



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花の安野駅。



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田之尻駅。


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加計駅付近のコブシ。



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戸河内インター付近。


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戸河内駅


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オキナグサ。飯室駅近くで咲いていた。




# by konno_noboru | 2025-04-11 01:22 | Comments(1)

山に暮らせば

2025/04/08  3月末から写真展の準備を始めた。20年続けた写真展も今回がラストランになる。準備の合間に塾の講座が続いたが、益田市方面への桜巡り。
 コースは
①美都町金谷・城山桜→
②美都町・安養寺の枝垂れ桜→
③美都町さくらドーム 菜の花→
④益田市岩倉町 岩栃の枝垂れ桜→
⑤浜田市下種 川下桜公園→
⑥浜田市三隅 大平桜→
⑦浜田市三隅 井川の1本桜
 
 月末から撮っていた春の小さな花はすべてハードディスクに入ったまま日の目を見ない。芸北の桜はまだ蕾が堅い。今週末には咲くと思ったが…。蕾を見てまだまだと思っていた井川の1本桜が中1日で咲いた。予想は当たらないものだ。
   


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金谷城山桜。下の駐車場から見る。桜までの道は以外に急坂。
桜の下に和紙の原料になるミツマタがたくさん植えてある。美都町は石州和紙の生産地。



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城山桜は樹齢500年以上。6日に桜祭りが開催された。




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益田川右岸に桜並木。㊧三角に見えるのがひだまりパークさくらドーム。菜の花は背中側に咲く。



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益田川沿いの田圃が菜の花に埋まる。
正面の桜が益田川沿いの桜



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近くの光明寺の階段から見る。




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浜田市下種の桜公園。200本近い桜並木。左は沖田川



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大平桜。樹齢660年。幹囲6.32m。国の天然記念物。



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井川の1本桜。樹齢250年。



# by konno_noboru | 2025-04-09 02:06 | Comments(2)

山に暮らせば


2025/03/23  芸北の春は苅尾(臥龍山)の道開けから始まる。一昨日、8合目まで続く菅原林道の除雪が行われた。今年は久しぶりに2m近い残雪が道を閉ざしていた。削り取られ土が現れ路肩にフキノトウが見えた。
 きょう気温は25℃まで上がった。窓の外の雪の溶け方がいつもと違う。田圃の雪が解けると地中に吸い込まれていくのだが、この2日間で一気に溶け珍しく雨後のような水たまりが出来た。近くでは谷急ぎと呼ばれる黄色いマンサクが花を咲かせる。
 午後から「安芸太田で待つ」とのお誘いで車を走らせる。撮るものはわかっているが、咲き具合が気になった。15年ほど前、地元のおばあさんが、何処に咲き、咲く時間は正午頃、時間を過ぎ陽が当たらなければ花は閉じると教えてくれた自生地のアズマイチゲを見る。時間は2時15分。花は蕾に戻ったように閉じていたが陽だまりに咲く花だけは数は少なかったが満開だった。亡くなったおばあさんのお墓に新しい花が供えてあった。春のお彼岸だったのだ。
 他にホソバナコバイモは咲いていたが、バイカオウレン、ハルトラノオはこれから。
 今夜もストーブがいらない。



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北西に面した斜面では残雪の多いところで180cmを超える。
久しぶりに見る大雪の苅尾(臥龍山)菅原林道。



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林道は雪の壁で狭い。もし車が下ってきたらバックしかない。
上り始めたら50mはバックしなければならない、という覚悟はいる。




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木の根元が円くなる根明けを見ると山に春が来ていると感じる。



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暖かい陽射しと強い雪は雪は一気に溶けた。荒越しがすんだ田圃の景色だ。




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アズマイチゲ。何と言っても春を感じさせてくれる花。
芸北からは東西南北どちらに行こうと標高から言えば下っていくことになる。
この時期、何処へ行くにも春へ進んで行くが益田市や広島市内から戻る時は逆に季節は後戻りする。



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いくつかの花に何らかの記憶がある。アズマイチゲは明るいおばあさんの思い出。



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ホソバナコバイモ。





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ハルトラノオはこれから。





# by konno_noboru | 2025-03-23 23:05 | Comments(1)

山に暮らせば

2025/03/12  今年の写真展は4月26日から5月6日まで。ただいま準備中。2004年4月から始まった芸北写真塾展もいつの間にか20年経った。今回は最も長い11日間になる。タイトルは「古里再訪 花の笑み」。基本的に撮影の舞台はこれまでと同じ中国山地がメーンになる。写真展の準備に入ったが塾の講座があるので撮影に出かける日もある。
 10日は月曜会の日。芸北は未だ残雪が多く自由に山には入られないので総領町の節分草撮影。予定を他所に変えたときにかぎって朝が冷え込み霧氷が着く。今月いっぱい冷え込みはあり残雪と霧氷を撮るチャンスは訪れると伝え東へ車を走らせる。
 節分草公開地が終了した翌日にはなったが節分草を撮り、リストアステーションで食事。
 午前11時を過ぎれば吉舎町安田のユキワリイチゲが咲くのでイチゲを撮りたいと思ったが、花は少ししかなかった。燃焼しきれない仲間に府中市父石のユキワリイチゲを見に行くことを提案。府中市の自生地へ。自生地はイノシシにやられて狭くなっていたが撮影するには十分の花が咲き誇っていた。安田のユキワリイチゲの花の色は白いがここは紫が少し出ていた。帰り道は御調ICから三次東→集合場所の千代田ICまで高速道路。久しぶりの助手席での撮影行。良い気分だった。

 そして今朝、昨日安佐北区のユキワリイチゲが咲いたとメールが入った。撮影時間は午前10時30分から11時30分。花は陽射しがないと咲かない。狭い谷に陽が差し込むのはわずか1時間。紫色の濃い花を見に行くことにした。



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ユキワリイチゲ。安佐北区に咲く花は紫色が濃い。まだ咲いたばかりで色足らない足らない。



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吉舎町の花は白色系。


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府中市のユキワリイチゲはちょうど満開だった。一昨年見たときの半分以下だった。
西陽が当たり花が真っ白に光るので逆光から撮った。



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日の当たらない場所ではとても優雅な色だった。



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10日の朝、霧氷が着いた。


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霧氷の朝。田圃にはまだ雪が残る。芸北の春は遅く1ヶ月後にやって来る。








# by konno_noboru | 2025-03-13 00:09 | Comments(1)