山に暮らせば
2012.03.27 写真展の準備で、とにかく1日中パソコンにしがみついている。写真選びと万葉集の中から花の和歌を探したり、あれこれ資料を見たり、そしていろいろ思いを巡らせて疲れ、夕方にはオークガーデンの風呂に行く。
撮影メモを見ても19日以降、26日まで何も撮っていなかった。26日の写真塾の日に苅尾(臥龍山)に登ろうと思っていたが、前夜30㌢近く雪が降ったので、千町原界隈の撮影だけにした。
きょう、好天だったので苅尾(臥龍山)に行った。塾の人たち8人で登った。19日に長靴で登って苦労したので今回は全員スノーシューかかんじきを履いた。残念ながら霧氷は付いていなかったが、山頂のブナ林の中は自由気ままにどこでも歩ける癒しの世界である。きょうの新聞に載っていた芸北の杉本洋子さんのフォトリポート「ブナの根開け」の話をたり、19日に登ったときの霧氷ときょうの青空があれば文句なしなのにと話しながら撮影した。自然がいつも最高のコンディションを与えてくれることはない。どちらかと言えば不満足な天候のほうが遙かに多い。だからこそ、数少ないチャンスに巡り会えたときがうれしいのだ。
夕方から温泉に行き、戻って鏡を見てあれっと思った。顔が何となく赤いのだ。雪の山頂で雪焼けをしたらしい。4月10日ころまで山頂には雪が残るだろうから、再度雪焼けに行くのも良いかと思った。
by konno_noboru | 2012-03-27 23:46 | Comments(1)