山に暮らせば
2015/09/21
一昨日、塾(土曜会)の人たちと吉賀町に彼岸花の撮影に出かける。19、20日が彼岸花祭りでいつもより人が多い。柿木村の棚田で稲刈り撮影。帰りがけに田んぼの中にある大きな岩に腰を掛けている人に声を掛けた。このお父さん、不機嫌。
「きょうの作業は終了ですか?」
「あの上におる5~6人のカメラマンが作業するのをだまって撮る。わしゃ、写真撮られるために稲刈りしとるんじゃない」。
それからお父さんは続ける
①カメラマンのマナーが最悪だ。すぐそこらで会っても挨拶一つせん。この辺の子供ならきっちり挨拶はする。挨拶はせんでええんか(良いのか)。
②勝手に田んぼや庭先に入りごそごそ撮る。こりゃ住居不法侵入じゃないのか? 都会のマンションや団地は勝手に廊下に入ったり、庭先をごそごそしてもええんか(良いのか)。
③望遠レンズでこっそり撮ってええんか(良いのか)。肖像権なんか関係ないんか。黙って撮ってもええんか(良いのか)。
こちらから一言「おとうさんあなたの言われることはごもっとも。カメラマンのマナーを良くする方法はないですか?」
「マナーは子供も知っとる良識よ。良識のない奴にええ(良い)写真が撮れるわけがない」
「あんたどこから来た?」と問う。「広島市内から」と言ったら「広島のカメラマンはいけん(良くない)最悪じゃ」。
別れ際にお父さん一言。「あんたみたいに声かけてくれりゃあ、ワシも断りゃせん。ええで言う」。
お父さん、今日のお言葉肝に銘じます。
by konno_noboru | 2015-09-21 14:14 | Comments(1)