山に暮らせば

2016/06/04  昨夜、写真展の打ち上げ。久しぶりに市内で美味い酒を仲間と楽しく飲んだ。
  
 今朝、小学校へ行く孫を見送ったあと芸北へ。途中、野菜の苗が欲しくなり千代田経由で帰ることにしたが、そこから芸北に戻るルートは糸の切れた凧。行きつ戻りつどこを走ったか定かでない。
 芸北でトキソウが咲いていたので同じ北広島町内なら咲いているはずなので確認に走る。やはり今年は開花が早い。ならばハッチョウトンボもいるのでは?
 紅いオス(♂)は見つかった。茶色っぽいメス(♀)がいない。湿地を移動して石に座って待つ。暑くて汗が流れる。体長は2㎝。日本一小さいトンボ。1匹ずつ別々に撮るのなら難しいことではないが、♂♀を一緒に撮るのはしんどい。♂にはテリトリーがあるのか他の♂が来ればどうも追い出しているようだ。とにかく2匹が画角に入るまで辛抱だ。石に座っていたので何となく尻が痛くなったころ3m先の小枝に2匹が同時に止まった。撮りにくいところに止まってしまった。こちらが移動するしかないので♀の後方から狙う。「逃げるなよ、逃げるなよ」とつぶやきながら撮る。何となくお尻が冷たい。ここは湿地なのだ。座れば濡れるのは当たり前。
 濡れたままで車には乗れない。歩き回って乾かすしかない。幸運にもコンクリートの橋の欄干があった。暖かいので座っていれば乾く。そこに現れたのがちょっときれいな2匹のカモ(名は知らない)。羽をばたつかせたり、潜ったりじっとしていない。撮ることにした。30分以上小さな渕に滞在したカモはこちらが飽きるのを感じたように飛んでいった。
 私も帰ろう。

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咲き始めたトキソウ。

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枯れ枝に止まった2匹のハッチョウトンボ。下が茶色っぽいメスで上方に紅いオスがいる。本当に小さいのだ。

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オスは紅色なので少し注意すれば見つかる。

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カモ。ただ今お遊び中。

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さようならと飛び立つカモ。

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シソ畑が広がる。

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梅花ツツジも早くも開花。

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スイカズラ。別名ニンドウ忍冬。

by konno_noboru | 2016-06-04 00:32 | Comments(2)

Commented by D@yamaguchi at 2016-06-04 07:06 x
糸の切れた凧ーに思わずくすり…
お尻を濡らして、
ご褒美の鴨…

撮影されているお姿が目に浮かびます。

さあ〜雨の前にちょっくら出かけて来よう❗️
Commented by 井上雅行 at 2016-06-04 09:09 x
今年の写真展も大成功で、お仲間と打ち上げ会で飲む酒はさぞ美味しかった事でしょう。糸の切れた凧は無事芸北へ帰られたようですね。苗を買われたりハッチョウトンボやカモを撮られたり先生らしい帰宅の姿が目に浮かびます。いよいよ梅雨が始まるようです。ブログでの梅雨風景を楽しみにしています。