山に暮らせば

2008.12.06 今夜は写真塾の忘年会だった。平和大通りでドリミネーションを撮り、それからお酒。また喋りすぎてしまった、と反省。あと2つ塾の忘年会があるから、聞き役に回ろう。
 ただ1つだけいつも写真仲間に言っているのは、「100人の中でたった一人でも良い、この写真良いよね」と言ってくれる人がいればそれで満足ではないかと。その一人に向かって撮ろうじゃないかと。

 ブログのコメントを見て嬉しいのは、撮ったときの自分の気持ちをそっくり感じてもらえた人がいたと思うとき。顔も名前も知らない人と、時と場所は違っても、たぶん感動を共有することが出来るだろうと思えるとき。自分を、ブログを支えてくれているのは、そういった人たち。今夜も嬉しいコメントを4つももらった。ありがとう。

 広島市内に出る前に撮影。八幡は積雪20㌢を少し超えていた。きょうのねらいは「地吹雪」

山に暮らせば_e0091879_1445474.jpg
背景の臥龍山。ここから見る山容は特に好きだ。風が吹き、降り積もった雪が風に舞い上がり駆け抜けていく
山に暮らせば_e0091879_1451531.jpg
風に舞い上がる雪。ここも気に入っているポイント。空が広々していい。雪が降るたびに何年も撮ったが、飽きない場所だ。

山に暮らせば_e0091879_1454631.jpg
除雪車。作業するのは大変なのは十分すぎるほど解るが、積雪を表すには一番楽な方法。

山に暮らせば_e0091879_146695.jpg
最初に八幡で驚いたのは雪の日に地元の人が傘をささないことだった。強風と下から吹き上げる雪に傘は役立たないのだ。雪の日に自転車に乗れるのは若い人。

by konno_noboru | 2008-12-07 01:59 | Comments(6)

Commented by flora at 2008-12-07 15:15 x
こんにちわ。八幡は完全に冬景色になりましたね。地吹雪が音をたてて迫ってくるようです。音を感じるさせる写真は動画を見るよりリアルな感じがします。100人の中の一人になりたいと思ってしまいます。
昨夜は楽しいお酒を飲まれたようですね。これから年末にむけて
忘年会がたくさん待っているかとは思いますが、くれぐれも
飲みすぎにはご注意ください。余計なお世話ですが・・・。
Commented by koike at 2008-12-07 20:14 x
降り積もった雪が風に舞い上がる瞬間を切り取った写真、除雪車、自転車の人、全て当たり前の事ですが、写真は止まっている。でも私の頭の中では全て次の風景へと動いていく。だから見ていても見ていても、もっと見ていたいと思う。konnoさんの撮る雪景色は、すごいエネルギーと温かさが伝わってきます。それはkonnoさん自身のエネルギー、そしてkonnoさんの芸北を愛する心なんでしょうね、きっと。
Commented by ocarina21 at 2008-12-07 22:37 x
市内も、寒い日が続いています。けれども、早くも積雪20cm以上・地吹雪・・・に、八幡高原の厳しい寒さを、改めて感じています。色とりどりの紅葉・黄葉の世界から急転直下モノトーンの世界になる様子は、ほんとうに劇的ですね。「冬こそ八幡は美しい。」と言われますが、写真撮影にはご苦労の多い時。どうぞ健康にはくれぐれも留意なさってください。
Commented by 初ちゃん at 2008-12-07 23:54 x
いよいよ先生の本領発揮の季節が来ましたね。
最初このブログを見たのも雪景色でした。景色と言うより雪と闘っている八幡の風景でした。雪は寒くて嫌だ。車もスリップするし寒いし・・・。でも、写真を通して雪の美しさ、厳しさ、その中で生きる人間の逞しさなど学びました。おかげで雪の負のイメージを払拭でき景色を楽しめるようになりました。そして、写真を通じて四季を感じることが出来る。こちらのほうが感謝です。
>喋りすぎた・・・私が思うに寡黙な方だとばかり思っていました。
私も寡黙でしたが年とともに、口チャックです(笑)  
Commented by aga-a at 2008-12-08 11:32 x
見るほどに、言葉では言い表せないものを感じます。
ただ、雪景色の様々な表情は、心模様を見るようだと思うこの頃です。
Commented by miko at 2008-12-09 22:13 x
はじめまして。毎日楽しみに拝見させていただいている者です。山登りを始めて15年、それより5年前より芸北の魅力に取り付かれ、足繁く芸北に通っています。四季の到来を紺野さんの美しい写真でいち早く知ることができ、私の分かる限りのその場所を、その週のうちには訪れています。
私にとっては、なくてはならぬ私と芸北をつなぐ拠り所となっています。 どうぞお身体に無理のない範囲で末永く愛すべき芸北の姿を発信し続けていただきますようお願いいたします。