2010年 01月 27日 ( 1 )

山に暮らせば

2010.01.26  「1月、2月に雨が降ることはなかったのに、今は普通に降るという」芸北の古老。80㌢も積もっていた雪は雨と暖かな風で一気に溶けた。すべてが溶けて消えたわけではないが、雲月山の雪の溶け方は山肌が露出して春先のようだ。
 冬こそ芸北は美しいと思い続けているので、最近の景観は何となくもの足らない。7年も見続けていて日々変わっているはずの景観に感動しなくなったのかと不安になる。緊張感が希薄になって絵になる瞬間を漫然と見逃しているのかと反省もする。
 この冬、薄暗くなって降る雪に出会っていない。雪起こしの雷鳴を聞いたのは2~3回。雪混じりの風が吹いて息が詰まりそうだと感じたこともない。鉛色の空を重く感じることもない。「穏やかな冬で良いですね」と声をかけられて戸惑う。確かに生活するには良い。しかし、体感してきた芸北・八幡の冬ではない。カメラを手にただ、冬を探して彷徨う。

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茅葺き屋根から下がる氷柱。青空が良いのかどうか迷いながら撮る。これも2010年の冬景色だ。

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聖湖。柴木川から流れ込む水が多い。すでに雪解け水が流れ込んでいるのだろう。湖は全面凍結には相当の冷え込みが必要。後方が臥龍山。山頂がちょっとだけ白い。

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臥龍山の山頂に少しだけ着いた霧氷。山頂の霧氷だけは青空をバックにするのが良い。

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聖湖畔の芸北民俗資料館。鍵型になった昔ながらの曲がり家

by konno_noboru | 2010-01-27 00:46 | Comments(2)