2009.06.30 日曜日(28日)に川端みきさんのコンサートに出かけた。涙がにじんだ。涙の理由は複雑。コンサートのことを聞かれてもそれ以上書けない。表現できない。とにかく「参ったなあ」なのだ。舞台で歌う姿を頭の中で再現し、ビデオのように何度もリプレーするのだが、思い出すのはただ、カメラを持つ手が汗ばんだこと。シャッターを切るのをためらったこと。演じる人も見る人も同じ聖域にいるのに、カメラを手にした自分だけが域外で戸惑ったり、域内で涙したり、笑ったりしている、といった感じだった。
コンサートには30年も家族でおつきあいしている人たちと一緒に行った。コンサートの後、お茶やお昼をご馳走になりながら話をした。透き通る声、魂を揺さぶられる歌いっぷり、息を殺して聞いた最後の1曲。そしてたくましい娘に育て上げた「肝っ玉母さん」お見事。みんなの感想を集めてみたら私の涙の理由に重なる。
27日から市内にいて、きょう芸北に戻った。雨が降っていたが、少し歩いてきた。赤いヤマボウシ、ナツツバキも見えた。渓流を歩いたので結構濡れた。早めに温泉へ。良く声の通るおじさんがいた。おじさんと言っても、ひょっとしたら私よりお若い?




▲ by konno_noboru | 2009-06-30 23:14 | Comments(4)