2011.01.29 天気予報を見ながらふと荒れる日本海を思った。食料品の買い出しをかねて益田市へ向かう。途中、降りしきる雪の中で民家の屋根に降り積もった雪が道路にまで溶岩のように流れ出ているのが気になった。車を走らせれば路肩の雪壁で凹の形になった道路。強い風が凹の部分に流れ込み渦巻きになる。一瞬前が見えなくなり車を止める。
いま、初めて芸北の雪を見て驚く人が多い。だがもっと驚いているのは地元の人ではないかと思う。屋根から落ちた雪は堅い。スコップやスノーダンプでは処理できない。重機でなければ除雪は出来ない状況になっている。近年なかったことだ。今夜も雪が舞う。
益田市の唐音海岸の水仙公園へ行く。ときおり日本海から雪混じりの烈風が吹く。公園の整備が一段と進んでいる。たたき付けてくる雪に逆らって海岸へ出る。スイセンの香りが少しした。咲き具合は昨年より遅れている。まだ蕾が多い。2月10日ころが見ごろかなと思う。




▲ by konno_noboru | 2011-01-30 00:18 | Comments(0)