2015/02/25 窓を開ければまだ冬景色。残雪というのだろうか。芸北はそんなに甘くはない。まだ降る。きっととどめを刺すような激しさで降り、雪の季節の幕を閉じる。いつの間にか春ではない。梅も桜も道端の花も足並みをそろえて咲く。まだ2月、芸北の春は1か月以上も先だ。
きょうは写真展の準備のため浜田市の石州和紙会館へ。今年の写真展は4月18日から26日まで。作品は和紙で仕上げる。ミツマタの用紙か楮(こうぞ)か。プリントする和紙の色は? 和紙では発色の悪い色があるのか? 仕上げに何日かかるか? 悩ましいのはサイズだ。写真用紙のサイズは全紙、半切、四つ切りとなるが和紙はA1 A2 A3となる。当然ながらそれぞれ寸法が違う。額縁のサイズもある。とにかく急がなければならない。



雪景色の中に花便りが届く。節分草が咲いた。福寿草もユキワリイチゲも咲いた。梅も満開だという。月曜、火曜は東へ走る。いつもと違って今年は気がかりなことを抱えている。尊敬する先生が倒れて入院。重篤なのだ。奇跡を願いながら花を撮る。




▲ by konno_noboru | 2015-02-25 21:34 | Comments(3)